就活・転職・企業研究
中央値 平均値 年収の違いが一発でわかる!年収の見方と相場感をやさしく整理
2026-06-06
年収の話は、平均だけ見ていると「思ったより高い」「いや、そんなにあるはずない」とズレやすいんですよね。実際には、平均値より中央値のほうが肌感に近い場面も多く、同じ“年収”でも見方が変わるだけで印象がかなり変わります。
比べる前に押さえたいのは、平均値・中央値・最頻値の役割の違いと、日本の年収データがどの数字を使っているかです。あわせて、年代別・男女別・都道府県別の相場も並べて見ると、自分の位置がかなりつかみやすくなります。
| この記事のポイント |
|---|
| ✅ 平均値と中央値の違いが、年収の見え方をどう変えるかがわかる |
| ✅ 日本の年収中央値・平均値を、年代別・男女別・地域別で整理できる |
| ✅ 「中央値 平均値 年収」で迷いやすいポイントを、実例つきでスッキリ理解できる |
| ✅ 自分の年収を比べるときの、見落としにくいチェック軸がつかめる |
中央値 平均値 年収の違いと見方

- 中央値 平均値 年収の基本整理
- 年収 中央値 平均値 どっちを先に見るか
- 年収 中央値 平均値 違いが大きく出る理由
- 年収 平均値 中央値 最頻値の役割分担
- 中央値 平均値 使い分けの実践パターン
- 中央値とは何かを年収でつかむ入口
中央値 平均値 年収の基本整理

「中央値 平均値 年収」という組み合わせで検索している人がまず知りたいのは、結局どっちを見ればいいのかという一点だと思います。ここはかなり大事で、見方を間違えると年収の印象がずれやすいです。
平均値は、年収を全部足して人数で割った数字です。高い年収の人が少数いると、全体の数字が引き上がりやすいのが特徴ですね。
中央値は、年収を低い順に並べたときの真ん中の数字です。極端に高い人や低い人に引っ張られにくいので、「だいたい真ん中の人はこのくらい」という感覚に近づきます。
年収の話では、この2つがかなり違って見えることがあります。たとえばdodaの調査では、日本の正社員の年収中央値は384万円とされていましたが、平均年収はそれより高い数字でした。これは、年収が高い層が平均を押し上げているからです。
つまり、年収の相場感をつかみたいなら、平均値だけを見ないほうがいい、ということになります。
📌 年収を見るときの基本イメージ
| 指標 | 見え方 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 平均値 | 全体の合計をならした数字 | 市場全体のざっくり感を知るとき |
| 中央値 | 真ん中にいる人の数字 | 実態に近い感覚を知りたいとき |
| 最頻値 | いちばん多いゾーン | もっとも多い年収帯を知りたいとき |
年収の会話でよくあるのが、「平均年収を見たら自分は低い気がする」という違和感です。これ、珍しくありません。平均は上振れしやすいので、実際の感覚とずれることがあるんですよね。
だからこそ、年収を確認するときは、平均値と中央値をセットで見るのが自然です。どちらか一方だけだと、片目をつぶって景色を見ているようなものです。
📌 中央値と平均値の使い分けの目安
| 見たいこと | 参考にしやすい指標 |
|---|---|
| 自分の年収が「普通か」を知りたい | 中央値 |
| 市場全体がどのくらいか広く知りたい | 平均値 |
| ボリュームゾーンを知りたい | 最頻値 |
年収 中央値 平均値 どっちを先に見るか

先に見るなら、私は中央値をおすすめします。理由はシンプルで、年収の「真ん中」に近いからです。年収の相談って、実際には「世間の中で自分は高いのか低いのか」を知りたい人が多いですよね。
平均値は、年収が高い層の影響を受けやすいです。たとえば、少人数の高収入層が混ざると、平均はすぐ上がります。すると「思っていたより高い年収」に見えてしまい、実感と離れやすくなります。
その一方で、中央値は真ん中の人の年収なので、実感に近いことが多いです。dodaの調査でも、日本の正社員の年収中央値は384万円で、男性430万円、女性350万円とされていました。こうした数字を見ると、平均との差があることがよくわかります。
📌 先に見る順番の整理
| 順番 | 理由 |
|---|---|
| 1. 中央値 | 実態に近い感覚をつかみやすい |
| 2. 平均値 | 市場全体の水準感を補える |
| 3. 最頻値 | ボリュームゾーンを確認できる |
とはいえ、平均値が不要というわけではありません。平均値には「全体としての市場の厚み」が出るので、業界の広がりや高収入層の存在を知るのに向いています。
つまり、中央値は“自分の立ち位置”を見る数字、平均値は“市場の全体像”を見る数字、という分け方がしっくりきます。
読者のあなたが年収を比べるなら、まず中央値で感覚を合わせる。それから平均値を見て、「上にどれくらい広がりがあるのか」を確認する。この順番がかなり使いやすいです。
年収 中央値 平均値 違いが大きく出る理由

違いが大きくなる一番の理由は、高年収層が平均値を押し上げるからです。年収は人によって幅が大きいので、いわゆる“お金持ちの少数派”が入るだけで数字の印象が変わります。
dodaのような転職系データでは、職種や業種の差もかなり大きいです。たとえば医師や投資銀行業務のような職種は年収が高く、全体平均との差を広げやすいです。逆に、年収帯が広く分散する業界では、平均と中央値のズレが起きやすくなります。
イオン銀行のコラムでは、2024年の日本の平均年収が477.5万円、中央値の推計が361.8万円と整理されていました。差が100万円以上あるので、平均だけでは実態をつかみにくいことがはっきりします。
📌 平均との差が広がる典型パターン
| パターン | どうなるか |
|---|---|
| 高収入層が少数いる | 平均値が上がる |
| 非正規や低賃金層が多い | 中央値は下がりやすい |
| 業界内の格差が大きい | 平均と中央値の差が広がる |
このズレは、悪い数字というより「見方の違い」だと考えるとわかりやすいです。平均は全体の空気感、中央値は真ん中の現場感、といったイメージですね。
大事なのは、どっちが正しいかではなく、何を知りたいかで使い分けることです。年収の実感を知りたい場面では中央値、世の中のレンジを見たい場面では平均値、という使い分けが自然です。
年収 平均値 中央値 最頻値の役割分担

年収データをもっと立体的に見るなら、最頻値も入れると理解しやすくなります。最頻値は、いちばん多く出てくる年収帯のことです。
「平均」「中央値」「最頻値」の3つがあると、年収の見え方がかなり整理できます。
たとえば、国税庁系の調査や各種コラムでは、年収300万〜400万円あたりの層が多いと説明されることがあります。これは最頻値の考え方に近いです。中央値が真ん中、平均値が全体のならし、最頻値が“多いところ”という役割ですね。
📌 3つの指標の違い
| 指標 | 意味 | 一言でいうと |
|---|---|---|
| 平均値 | 全体の合計÷人数 | 全体のならし |
| 中央値 | 真ん中の値 | 代表的な真ん中 |
| 最頻値 | いちばん多い値 | いちばん出る帯 |
この3つを並べると、年収の読み違いが減ります。平均値が高くても中央値が低ければ、実際にはそこまで高収入層が厚くないかもしれません。逆に、中央値と最頻値が近ければ、そのゾーンに人が集まっていると考えやすいです。
年収の比較では、数字そのものより「どの集団を見ているか」が重要です。全国の給与所得者なのか、正社員だけなのか、転職サービス登録者なのかで、見える景色は変わります。
だから、年収の相場を確認するときは、平均値だけで決めつけず、中央値と最頻値の位置関係まで見ておくとかなり安全です。
中央値 平均値 使い分けの実践パターン

実際の使い分けは、かなりシンプルです。
「自分の年収が一般的かを知りたい」なら中央値。
「業界の市場感を知りたい」なら平均値。
「どの年収帯に人が多いか知りたい」なら最頻値、という整理です。
たとえば転職を考えているなら、応募先企業の平均年収だけで判断するのは少し危ないです。平均値が高くても、上位職種や一部の管理職が引き上げているだけかもしれません。そんなとき中央値を見ると、より現実に近い層が見えます。
📌 場面別のおすすめ指標
| シーン | 使いやすい指標 | 理由 |
|---|---|---|
| 自分の年収の立ち位置確認 | 中央値 | 実感に近い |
| 求人票のレンジ確認 | 平均値 | 市場全体をつかみやすい |
| ボリュームゾーン把握 | 最頻値 | 集中しやすい帯がわかる |
また、年齢別に見ると、20代は中央値と平均値の差がまだ小さめでも、30代以降は広がりやすくなります。これは、昇進・転職・職種の違いが年収に反映されやすくなるからです。
年収の見方を一度覚えると、ニュースやコラムの数字に振り回されにくくなります。数字に強い人というより、数字の役割をちゃんと分けて見ている人になれる感じですね。
中央値とは何かを年収でつかむ入口

中央値という言葉自体は知っていても、年収になると急にわかりにくく感じる人が多いです。なので、まずは「真ん中の人の年収」と覚えるのがいちばん早いです。
たとえば、5人の年収が100万円、200万円、300万円、400万円、1,000万円だったとします。平均値はかなり上がりますが、中央値は300万円です。
この場合、実感に近いのは300万円のほうかもしれません。なぜなら、1,000万円の人は少数だからです。
📌 中央値のイメージ例
| 人数 | 年収 |
|---|---|
| A | 100万円 |
| B | 200万円 |
| C | 300万円 |
| D | 400万円 |
| E | 1,000万円 |
この例で真ん中のCさんが中央値です。
平均は「全部足して5で割る」ので、1,000万円の影響を受けやすいのが見えます。
年収の文脈では、中央値は「世の中の普通」を知るための目安として便利です。ただし、普通という言葉もかなり広いので、実際には「そのデータの中での中心」と考えるのが正確です。
つまり、中央値は“みんなの平均的な気配”ではなく、“真ん中にいる人の状態”です。この違いがわかると、年収比較の精度が一気に上がります。
日本の中央値 平均値 年収相場の読み方

- 日本の年収中央値と平均値の実数
- 30歳 年収 平均値 中央値の目安
- 35歳 年収 中央値 平均値の山場
- 40代 年収 中央値 平均値の広がり
- 年代別 年収 平均値 中央値の見方
- 日本 年収 中央値 平均値のまとめ方
日本の年収中央値と平均値の実数

日本全体の年収を見たいなら、まず平均年収と中央値の数字を並べるのが早いです。
厚生労働省や国税庁の統計をもとにした各種解説では、2024年の平均年収は477.5万円、中央値の推計は361.8万円と整理されていました。dodaの正社員データでは、年収中央値は384万円でした。
この差は、調査対象の違いもあるので、そのまま比較し切るのは難しいです。
ただ、どちらの資料でも共通しているのは、平均値のほうが高く出やすいという点です。ここはかなり重要です。
📌 日本の年収イメージ
| 指標 | 数字の例 | 見え方 |
|---|---|---|
| 平均年収 | 477.5万円 | 高めに見えやすい |
| 中央値推計 | 361.8万円 | 実態寄りに見えやすい |
| 正社員中央値 | 384万円 | 会社員の真ん中感に近い |
国税庁の民間給与実態統計調査や厚生労働省の賃金構造基本統計調査を組み合わせた解説では、給与所得者の年収は300万〜400万円台に厚みがあると読めます。ここからも、平均だけで全体を判断しないほうがよさそうです。
年収の相場は、ひとつの数字で覚えるより、平均と中央値のセットで覚えたほうがズレません。
「平均は高め、中央値は真ん中寄り」という基本だけでも、かなり使えるはずです。
30歳 年収 平均値 中央値の目安

30歳前後は、年収の見え方が変わりやすいタイミングです。まだ伸び切っていない人もいれば、すでに昇進して差が出ている人もいます。
そのため、平均値と中央値の開きも少し気にしたいところです。
MyVisionのコラムでは、30代全体の平均年収は約466万円、中央値は約410万円と整理されていました。30代前半と後半でも差があり、35〜39歳のほうが少し高めです。
これは、責任の重い仕事や役職が増えることが影響していると考えられます。
📌 30歳前後の目安
| 区分 | 年収の目安 |
|---|---|
| 30〜34歳平均 | 約449万円 |
| 35〜39歳平均 | 約482万円 |
| 30代中央値 | 約410万円 |
30歳で年収を見るときは、平均値だけでなく、同年代の中央値を見ておくと安心です。平均値だけだと、「自分は低いのかな」と感じやすいですが、中央値が見えると位置が整理しやすくなります。
また、30代は業界差もかなり出ます。インフラ、金融、情報通信のような比較的高年収の業界と、飲食サービス系の業界ではかなり差がつきます。
だから30歳の年収は、年齢だけではなく、業界と企業規模までセットで見るのが自然です。
30歳の年収比較は、将来の伸びしろを考える入口にもなります。今の年収が相場より少し低くても、業界や職種が違えば単純比較はできません。
35歳 年収 中央値 平均値の山場

35歳あたりは、年収の山場を意識しやすい年齢です。
dodaや各種調査を見ると、30代後半は30代前半より平均年収が高く、中央値も少し上がっています。これは、昇格や転職の成果が見えやすくなるためです。
35歳で見ると、「自分はここからまだ上がるのか」が気になる人も多いはずです。
平均値は上位層に引っ張られやすいので、中央値を見ると「同年代の中心的な人たち」がどのくらいかが見えます。
📌 35歳前後のチェック軸
| 見る項目 | 見たいポイント |
|---|---|
| 平均年収 | 高収入層の押し上げ具合 |
| 中央値 | 同年代の真ん中感 |
| 業界平均との差 | 伸びやすい業界かどうか |
| 企業規模差 | 昇給の厚みがあるか |
35歳前後では、会社内での評価や役割の変化が年収に反映されやすいです。
「仕事量は増えたのに年収があまり変わらない」と感じる人もいますが、それは業界や企業の給与構造の影響もあります。
この年齢帯は、平均値と中央値の差を見て「自分のいる集団」がどの辺かを把握しやすいです。年収の伸びが頭打ちかどうかも、相場と照らしやすいですね。
35歳の数字は、ただの年齢別データではなく、キャリアの分岐点として読むとかなり役立ちます。
40代 年収 中央値 平均値の広がり

40代になると、年収の差がかなり広がりやすくなります。
国税庁系の統計や転職系コラムでも、40代は役職・職種・業界の差が年収に強く反映されると説明されています。
たとえば40代前半と後半では、平均値も中央値も少しずつ上がる傾向があります。ただし、全員が同じように上がるわけではありません。
管理職に上がる人、専門職として伸びる人、転職で大きく動く人などで差がつきやすい時期です。
📌 40代で差が広がる要因
| 要因 | 年収への影響 |
|---|---|
| 役職の有無 | 管理職で上がりやすい |
| 業界選択 | 高収入業界ほど上限が高い |
| 専門性 | 強いスキルがあると有利 |
| 企業規模 | 大きいほど給与テーブルが厚いことが多い |
40代は、平均値が上がっていても中央値があまり動かないケースもあります。これは、上位層だけが強く伸びている可能性があるからです。
逆に、中央値もちゃんと上がっていれば、同年代全体が底上げされていると見やすいです。
年収の読み方としては、40代こそ中央値が重要です。平均値に引っ張られると、「みんなもっともらっているのでは」と感じてしまいやすいからです。
40代の年収は、今の数字だけでなく、これから先に上がる余地がどれくらいあるかを見る材料にもなります。
年代別 年収 平均値 中央値の見方

年代別に見ると、20代は比較的差が小さく、30代以降で開きやすくなります。
これは、年功だけでなく、昇進・転職・専門化の差が出るからです。
dodaの調査では、20代の年収中央値は350万円、30代は410万円、40代は450万円、50代以上は500万円という整理でした。平均値も年代が上がると増えていきます。
ただ、女性は年代が上がっても伸び方が男性ほど大きくない傾向も見られます。
📌 年代別のざっくり比較
| 年代 | 中央値の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 20代 | 350万円前後 | まだ差が小さめ |
| 30代 | 410万円前後 | 差が広がり始める |
| 40代 | 450万円前後 | 役職差が出やすい |
| 50代以上 | 500万円前後 | 上位層の影響が大きい |
年代別に読むときは、年収の数字だけではなく「どんな働き方をしている人が多いか」も一緒に見ると理解しやすいです。
20代は経験不足で年収が抑えめ、30代は実務力が評価されやすく、40代以降は役職や専門性が効きやすい、という流れが見えます。
この見方を覚えると、同年代比較で必要以上に落ち込まなくなります。
あなたの年収が年代中央値より上下どちらにあっても、それだけで良し悪しは決まりませんが、位置づけはかなりつかみやすくなります。
日本 年収 中央値 平均値のまとめ方

日本の年収をざっくりまとめるなら、平均は高めに出やすく、中央値は実感に近い、この一文でかなり整理できます。
特に給与所得者全体をみると、300万円台後半から400万円台に多くの人が集まっているイメージです。
イオン銀行の解説では、2024年の平均年収は477.5万円、中央値推計は361.8万円でした。
dodaでは正社員の年収中央値が384万円、男性430万円、女性350万円です。こうした数字を並べると、対象によって数字が動くこともわかります。
📌 まとめの比較表
| 資料 | 平均値 | 中央値 |
|---|---|---|
| イオン銀行の整理 | 477.5万円 | 361.8万円 |
| dodaの正社員データ | - | 384万円 |
| 三菱UFJ銀行の解説 | 460万円前後 | 351万円前後 |
大切なのは、「どの統計を見ているか」で数字が少し変わることです。
そのうえで、どの資料でも共通しているのは、平均値だけでは相場をつかみきれないという点です。
年収を比べるときは、平均値で全体感を見て、中央値で実態を確認する。この流れを習慣にすると、数字にかなり強くなります。
中央値 平均値 年収を使いこなす実践軸

- 年収 中央値 平均値 どっちを使うかの基準
- 中央値 求め方と計算の考え方
- 中央値 エクセルで扱う時の注意点
- 中央値 平均値 求め方の違い
- 中央値 平均値 英語と用語整理
- 総括:中央値 平均値 年収のまとめ
年収 中央値 平均値 どっちを使うかの基準

年収を比較するときにどっちを使うかは、目的で決めるのがいちばんです。
自分の年収が世の中のどの位置かを知りたいなら中央値。市場全体の広がりを知りたいなら平均値、というのが基本です。
たとえば、転職先候補を比較するときに平均年収だけを見ると、かなり高く見える会社が出てきます。
でも中央値が見えると、「実際に多くの人がいるゾーン」がわかるので、期待値のズレを減らせます。
📌 使い分けの目安
| 知りたいこと | 向いている指標 |
|---|---|
| 自分の立ち位置 | 中央値 |
| 市場の上振れ感 | 平均値 |
| よくある年収帯 | 最頻値 |
この基準を覚えておくと、求人票や年収ランキングの見方がかなり安定します。
「平均で高いから良い」「中央値で低いから悪い」と単純に切らずに、何を示している数字かを見るのが大切です。
つまり、使い分けの基準は難しくありません。
現実感なら中央値、広がり感なら平均値。まずはこの2つだけ押さえておけば十分です。
中央値 求め方と計算の考え方

中央値の求め方は、数字を小さい順に並べて真ん中を取るだけです。
年収データなら、全員の年収を並べて、中央にある値を確認します。人数が偶数なら、真ん中2つの平均を取ることもあります。
これだけ見ると簡単ですが、実際の統計はもう少し複雑です。
正社員だけを対象にするのか、給与所得者全体なのか、年齢の幅をどう切るのかで結果が変わるからです。
📌 中央値の考え方
| ステップ | やること |
|---|---|
| 1 | 年収を小さい順に並べる |
| 2 | 真ん中の位置を確認する |
| 3 | 偶数なら中央2つを平均する |
| 4 | その値を中央値とする |
年収の中央値は、平均値よりも“途中の人”を強く意識した数字です。
そのため、極端に高い収入の人が混ざっていても、結果がぶれにくいのが強みです。
実務では、年収の相場を確認する用途に向いています。
たとえば、部署別、年代別、地域別で比べるときに、中央値はかなり使いやすいです。
計算そのものは単純でも、データの切り方によって意味が変わる。
そこを押さえておくと、中央値をかなり正しく読めます。
中央値 エクセルで扱う時の注意点

エクセルで中央値を出すなら、基本はMEDIAN関数を使います。
ただし、年収データを扱うときは、空白や文字列が混ざっていないか確認するのが大事です。数字として認識されていないと、想定外の結果になることがあります。
また、年収データは列ごとに形式が違うことがあります。
たとえば「万円」で統一されていないと、100万円と1,000,000円が混在してしまい、比較が崩れます。
📌 エクセルでの確認ポイント
| チェック項目 | 理由 |
|---|---|
| 数値形式の統一 | 単位ズレを防ぐ |
| 空白セルの確認 | 集計ミスを防ぐ |
| 文字列の混入防止 | 関数の誤作動を避ける |
| 並び順の確認 | 真ん中の見え方を把握する |
中央値は、関数で出すと便利ですが、入力データがきれいであることが前提です。
年収データは、想像以上に表記ゆれが起きやすいので注意したいところです。
エクセルでは平均値も簡単に出せますが、平均だけでは見えにくい偏りを中央値で補うと、表の説得力がかなり上がります。
年収の比較表を作るなら、平均と中央値を同じシートに並べると理解しやすいです。
中央値 平均値 求め方の違い

平均値の求め方は、全部足して人数で割るだけです。
一方、中央値は順番に並べて真ん中を取ります。似ているようで、見ているものがまったく違います。
この違いが、年収データではかなり効きます。
平均値は高年収の人が引き上げますが、中央値は順番の中央を見るので、その影響を受けにくいです。
📌 求め方の比較
| 指標 | 求め方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 平均値 | 合計÷人数 | 高い年収に引っ張られやすい |
| 中央値 | 並べた真ん中 | 実態感が出やすい |
たとえば、同じ5人のデータでも、1人だけ極端に高い年収がいると平均値は変わります。
でも中央値は、真ん中の人の年収だから、そこまで動きません。
この差を知っているだけで、年収ランキングの見方がかなり変わります。
平均値が高い会社でも、中央値がそこまで高くないなら、上のほうだけ高い可能性があります。
求め方が違うというのは、単なる計算式の違いではありません。
何を代表値として見ているかが違う、と考えると理解しやすいです。
中央値 平均値 英語と用語整理

英語で整理すると、中央値はmedian、平均値はmeanです。
最頻値はmodeといいます。英語表記を知っておくと、海外の資料や統計記事も読みやすくなります。
ただ、年収の文脈では、日本語の「平均」が必ずしもmeanだけを指していないこともあります。
会話ではざっくり平均と呼んでいても、実際の説明では中央値のほうが向いている場合もあるので、言葉のズレに注意したいところです。
📌 用語の対応表
| 日本語 | 英語 | 意味 |
|---|---|---|
| 中央値 | median | 真ん中の値 |
| 平均値 | mean | 合計を人数で割った値 |
| 最頻値 | mode | いちばん多い値 |
この3つは、データを読むときの基本セットです。
年収だけでなく、身長、価格、年代別データなどでも使えます。
難しい言葉に見えますが、意味は単純です。
「真ん中」「ならし」「いちばん多い」と覚えれば十分です。
用語を押さえておくと、統計の説明文を読むときにかなりラクになります。
年収のニュースも、言葉の整理ができるだけで見え方がかなり違います。
総括:中央値 平均値 年収のまとめ

最後に記事のポイントをまとめます。
- 平均値は全体をならした数字である。
- 中央値は真ん中の人の年収を示す。
- 年収の相場感を知るなら中央値がわかりやすい。
- 市場の広がりを見るなら平均値が役立つ。
- 最頻値は多い年収帯を知るのに向いている。
- 日本の年収は平均値と中央値に差が出やすい。
- dodaの正社員データでは年収中央値は384万円だった。
- イオン銀行の解説では日本の平均年収は477.5万円、中央値推計は361.8万円だった。
- 30代は平均値と中央値の差が広がりやすい。
- 40代以降は業界・職種・役職の差が年収に強く出る。
- 年収を比べるときは、平均値だけで決めつけないほうがよい。
- 中央値と平均値をセットで見ると、年収の実態がつかみやすい。
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