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5016 決算でざわつくJX金属、好業績なのに株価が荒れた理由を丸ごと整理

2026-06-01

「5016 決算」と検索している人がまず知りたいのは、JX金属の決算が良かったのか悪かったのか、そして次の決算予定日や配当、株価への影響をどう見ればいいのか、という点ではないでしょうか。2026年3月期のJX金属は、売上高・営業利益・税引前利益・最終利益がそろって大きく伸び、2027年3月期も増収増益の見通しを出しています。

一方で、決算発表後の株価は大きく揺れました。数字だけを見ると強い決算に見えますが、同時に配当方針の変更、自己株式TOB、転換社債型新株予約権付社債、東邦チタニウムの完全子会社化など、株価の見方を複雑にする材料も出ています。この記事では、2026年6月1日時点で確認できる情報をもとに、初心者にもわかるように整理します。

この記事のポイント
✅ 5016 決算の最新実績と2027年3月期予想がわかる
✅ JX金属の2026年決算発表日と次回決算予定日の見方がわかる
✅ 5016 配当が「増配後に減配予想」に見える理由がわかる
✅ 決算後に株価が荒れた背景を数字と材料の両面から理解できる

5016 決算の数字を一気に理解するための要点

  1. 5016 決算の答えは2026年3月期が大幅増益で2027年3月期も増益予想
  2. JX金属の2026年の決算発表は2026年5月11日16時10分
  3. 5016の決算予定日は次回IRカレンダー確認が最短ルート
  4. 通期実績は売上8,846億円・最終利益1,046億円が中心
  5. 直近4Qは売上営業利益率18.6%への改善が見どころ
  6. 財務とキャッシュフローは投資増でフリーCFが縮小した点まで見る

5016 決算の答えは2026年3月期が大幅増益で2027年3月期も増益予想

「5016 決算」を最短で答えるなら、2026年3月期は大幅増収増益、2027年3月期も会社予想では増収増益です。JX金属は2026年5月11日に2026年3月期決算を発表し、売上高は884,638百万円、営業利益は174,967百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は104,645百万円となりました。

前年の2025年3月期と比べると、売上高は23.7%増、営業利益は55.5%増、税引前利益は57.3%増、最終利益は53.3%増です。ざっくり言えば、売上も伸びたうえで、利益の伸びがさらに大きかった決算と見てよい内容です。

📊 テーブル:5016 決算の通期実績

決算期 売上高 営業利益 税引前利益 最終利益
2025年3月期 714,940百万円 112,484百万円 107,476百万円 68,271百万円
2026年3月期 884,638百万円 174,967百万円 169,082百万円 104,645百万円
前期比 +23.7% +55.5% +57.3% +53.3%

出典としては、JX金属のIR資料、株探、みんかぶ、松井証券などで同じ主要数値を確認できます。公式の決算短信一覧はJX金属IRページに掲載されています。
https://www.jx-nmm.com/ir/results.html

ここで大事なのは、単に「最終利益が増えた」だけではなく、営業利益率も改善している点です。2026年3月期の売上高営業利益率は19.8%で、2025年3月期の15.7%から上昇しています。つまり、売上の増加だけでなく、利益を残しやすい状態になったことも読み取れます。

さらに、2027年3月期の会社予想では売上高930,000百万円、営業利益190,000百万円、最終利益114,000百万円が示されています。予想なので当然ブレる可能性はありますが、会社側は次期も増収増益を見込んでいます。

📌 チェックリスト:まず押さえるべき結論

見るポイント 内容
決算の方向感 大幅増収増益
次期予想 増収増益予想
利益率 売上営業利益率が改善
注意点 配当・CB・TOBなど株価材料が同時に出ている

つまり、5016 決算を「良いか悪いか」だけで単純に切るなら、業績面では強い内容です。ただし、株価を見る場合は、業績以外の資本政策までセットで確認する必要があります。

JX金属の2026年の決算発表は2026年5月11日16時10分

「JX金属の2026年の決算発表はいつですか?」という検索意図に対する答えは、2026年3月期本決算は2026年5月11日16時10分に発表です。日経電子版の適時開示情報や株探の決算速報にも、2026年5月11日16時10分の開示として掲載されています。

この「2026年の決算発表」という言い方は少し注意が必要です。決算の対象期間は2025年4月1日から2026年3月31日までですが、発表された日は2026年5月11日です。株式投資では「2026年3月期決算」と「2026年5月発表」が混ざりやすいので、ここは分けて考えると理解しやすくなります。

📊 テーブル:JX金属の主な開示タイミング

日付 内容 見るべきポイント
2026年5月11日 16:10 2026年3月期決算短信 通期実績と2027年3月期予想
2026年5月11日 16:10 株主還元方針の変更 配当方針と今期配当予想
2026年5月11日 16:10 CB発行関連 希薄化・需給への影響
2026年5月20日 自己株式の公開買付け開始 ENEOS保有株の一部売却と自社株買い

株探の決算速報では、2026年5月11日に「今期最終は9%増で2期連続最高益、前期配当増額も今期減配」という内容で扱われています。ここだけ読むと、好業績と減配が同時に出ていて、初心者にはかなりわかりにくい印象になるはずです。

また、日経電子版の企業発情報では、同じ日に「代表取締役等の異動」「2026年3月期決算短信」「CB発行」「自己株式の公開買付け」関連の情報が並んでいます。これは、単なる決算発表ではなく、会社の資本政策まで大きく動いた日だったと考えられます。

🧭 見方の順番:開示を読むときのおすすめ順

順番 確認する資料 理由
1 決算短信 売上・利益・配当の基本数字を見る
2 決算説明資料 事業別の背景を確認する
3 株主還元方針の変更 減配に見える理由を確認する
4 自己株式TOB・CB資料 株価が荒れた背景を確認する

特に2026年5月11日の開示は、数字だけを見て終わらせると判断を誤りやすいタイプです。業績は良い一方で、株主還元や資金調達の仕組みが複雑なため、短期株価は素直に反応しませんでした。

5016の決算予定日は次回IRカレンダー確認が最短ルート

「5016の決算予定日はいつか?」と検索する人は、次回の発表日を知りたいはずです。2026年6月1日時点で、この記事の元データ内にある確定情報としては、直近の本決算発表日は2026年5月11日です。

次回決算については、一般的には3月期企業の場合、1Q決算が夏ごろ、2Qが秋ごろ、3Qが冬ごろ、本決算が翌年春ごろに出ることが多いです。ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、JX金属の次回決算発表日が正式にその日程になるとは断定できません。

📅 テーブル:5016 決算予定日の見方

知りたいこと 現時点で言えること
直近の本決算発表日 2026年5月11日
対象決算期 2026年3月期
次回決算 2027年3月期第1四半期が候補
正確な確認先 JX金属IRカレンダー・適時開示

株探の過去データを見ると、2026年3月期の四半期発表は、2025年8月5日、2025年11月11日、2026年2月10日、2026年5月11日という流れでした。ここから推測すると、次の1Q決算も夏ごろになりやすいかもしれませんが、正式発表前は「予定」として扱うのが安全です。

決算予定日を確認するなら、証券サイトのカレンダーだけでなく、会社公式のIRカレンダーを見るのが一番確実です。証券サイトは便利ですが、更新タイミングや表記の違いがあるため、最終確認は公式情報に戻るのが基本です。

🔎 決算予定日を探すときの確認先

確認先 向いている使い方
JX金属IR 公式発表の確認
日経電子版 適時開示の一覧確認
株探 決算速報と過去発表日の確認
みんかぶ 決算情報をざっくり確認
証券会社ページ 保有銘柄と一緒に確認

なお、決算予定日は変更されることもあります。特に投資判断に使う場合は、直前にもう一度公式IRや取引所の適時開示で確認しておくのが無難です。

通期実績は売上8,846億円・最終利益1,046億円が中心

5016 決算の中身を理解するうえで、まず見るべき数字は、売上高、営業利益、税引前利益、最終利益の4つです。JX金属はIFRSを採用しているため、株探などでは「経常益」と表示される欄が、実質的には税引前利益として扱われる点にも注意が必要です。

2026年3月期は、売上高884,638百万円、営業利益174,967百万円、税引前利益169,082百万円、最終利益104,645百万円でした。億円に直すと、売上高は約8,846億円、営業利益は約1,750億円、最終利益は約1,046億円です。

📊 テーブル:百万円表示を億円で見る

項目 百万円表示 億円換算の目安
売上高 884,638百万円 約8,846億円
営業利益 174,967百万円 約1,750億円
税引前利益 169,082百万円 約1,691億円
最終利益 104,645百万円 約1,046億円

この数字で特に目立つのは、利益の伸びです。売上高の伸びが23.7%だったのに対して、営業利益は55.5%増、税引前利益は57.3%増、最終利益は53.3%増となっています。売上が増えただけではなく、利益率の改善も効いていると見られます。

事業別に見ると、半導体材料、情報通信材料、基礎材料が主要セグメントです。決算短信上のセグメント利益では、基礎材料が139,465百万円と大きく、半導体材料が39,492百万円、情報通信材料が31,477百万円となっています。

🏭 テーブル:セグメント別の売上と利益

セグメント 外部顧客への売上高 セグメント利益
半導体材料 176,565百万円 39,492百万円
情報通信材料 314,595百万円 31,477百万円
基礎材料 390,912百万円 139,465百万円
その他 2,566百万円 1,821百万円

基礎材料は銅市況などの影響を受けやすい一方、半導体材料や情報通信材料はAI・半導体関連需要との関係で注目されやすい領域です。つまり、JX金属を見るときは「資源・銅の会社」と「先端素材の会社」という2つの顔を同時に見たほうが理解しやすくなります。

直近4Qは売上営業利益率18.6%への改善が見どころ

通期だけでなく、直近3カ月である2026年1月から3月の第4四半期も確認しておきましょう。株探や松井証券のデータでは、2026年3月期第4四半期の売上高は270,138百万円、営業利益は50,162百万円、税引前利益は48,226百万円、最終利益は25,060百万円です。

前年同期の2025年1月から3月と比べると、売上高は36.4%増、営業利益は90.6%増、税引前利益は96.4%増、最終利益は12.7%増でした。営業利益と税引前利益の伸びがかなり大きい一方、最終利益の伸びは相対的に抑えられています。

📈 テーブル:第4四半期の実績

期間 売上高 営業利益 税引前利益 最終利益 売上営業利益率
2025年1-3月 198,019百万円 26,314百万円 24,554百万円 22,242百万円 13.3%
2026年1-3月 270,138百万円 50,162百万円 48,226百万円 25,060百万円 18.6%

この第4四半期で注目したいのは、売上営業利益率が13.3%から18.6%へ上がった点です。売上が増えただけでなく、営業段階で利益を出しやすくなっていることが数字に表れています。

ただし、第4四半期だけを切り取って「この勢いがずっと続く」と決めつけるのは危険です。銅価格、為替、在庫評価、持分法投資利益、税金などの影響によって、四半期ごとの利益は大きく動く可能性があります。

📌 見るべきポイント:第4四半期の読み方

ポイント 解釈
売上高が増加 需要・価格要因の両面が考えられる
営業利益率が改善 採算が良くなった可能性
最終利益の伸びは控えめ 税金や一時要因も確認したい
四半期だけで判断しない 通期・来期予想とセットで見る

短期投資をする人ほど四半期の勢いに注目しがちですが、JX金属のように市況影響も大きい会社では、1四半期だけではなく、通期の流れと会社予想を合わせて見ることが大切です。

財務とキャッシュフローは投資増でフリーCFが縮小した点まで見る

5016 決算では、利益だけでなく財務とキャッシュフローも確認しておきたいところです。2026年3月期末の資産合計は1,505,337百万円、資本合計は838,258百万円、親会社所有者帰属持分比率は48.3%でした。

自己資本比率に近い考え方で見ると、48%台は一定の厚みがある水準と考えられます。ただし、資産規模が大きく、今後も設備投資や資本政策が続くため、財務の余裕だけでなく、資金の使い道も追う必要があります。

📊 テーブル:財政状態の比較

項目 2025年3月期 2026年3月期
資産合計 1,283,002百万円 1,505,337百万円
資本合計 711,754百万円 838,258百万円
親会社所有者帰属持分 615,297百万円 726,488百万円
親会社所有者帰属持分比率 48.0% 48.3%
1株当たり親会社所有者帰属持分 663.58円 784.44円

キャッシュフローを見ると、営業キャッシュフローは107,544百万円のプラス、投資キャッシュフローは77,253百万円のマイナス、財務キャッシュフローは24,931百万円のマイナスでした。営業活動で稼いだ資金の一部を投資に回している形です。

一方で、フリーキャッシュフローは2025年3月期の193,313百万円から、2026年3月期は30,291百万円へ縮小しています。これは悪材料と決めつけるより、投資活動の支出が増えていることを含めて見る必要があります。

💰 テーブル:キャッシュフローの比較

項目 2025年3月期 2026年3月期
営業CF 215,431百万円 107,544百万円
投資CF -22,118百万円 -77,253百万円
財務CF -172,249百万円 -24,931百万円
現金及び現金同等物 58,316百万円 66,306百万円
フリーCF 193,313百万円 30,291百万円

利益は大きく伸びていますが、営業CFは前年より減っています。一般的には、棚卸資産の増加や税金支払い、運転資本の動きなどで、利益とキャッシュの動きがズレることがあります。

このため、JX金属の決算を見るときは「利益が伸びたから安心」だけでなく、今後の設備投資、TOB、CB発行、配当方針を含めて、資金の出入りを追うのが重要です。

5016 決算後の株価・配当・関連検索の見方

  1. 5016 配当は前期31円から今期20円予想で理由の確認が重要
  2. 決算後の株価急落は好業績だけでは説明しきれない
  3. CB・TOB・東邦チタニウム完全子会社化は一体で読むべき材料
  4. PER・PBR・ROEは成長期待と割高感を同時に示す指標
  5. 5076 決算・5032 決算・5038 決算・1662 決算は5016と混同しないこと
  6. 初心者は公式IR・株探・みんかぶを役割分けして見ること
  7. 総括:5016 決算のまとめ

5016 配当は前期31円から今期20円予想で理由の確認が重要

「5016 配当」で検索している人が気になるのは、前期の配当と今期の配当予想です。2026年3月期の年間配当は31円でした。内訳は中間6円、期末25円です。一方、2027年3月期の予想配当は年間20円で、中間10円、期末10円の予定です。

見た目だけで判断すると、31円から20円なので「減配」です。株探の決算速報でも「前期配当増額も今期減配」という表現で扱われています。ただし、ここでは配当方針の変更も同時に確認する必要があります。

📊 テーブル:5016 配当の推移と予想

決算期 中間配当 期末配当 年間配当 配当性向
2025年3月期 91.55円 18.00円 109.55円 149.0%
2026年3月期 6.00円 25.00円 31.00円 27.4%
2027年3月期予想 10.00円 10.00円 20.00円 15.9%

2025年3月期の109.55円は特殊に見えます。上場前後の配当や資本政策の影響があるため、単純に2025年、2026年、2027年を横並びで「増えた・減った」と見ると誤解しやすいです。

2027年3月期からは、株主還元方針の変更が適用されるとされています。リサーチ情報では、連結配当性向25%程度を基本に、1株当たり20円の配当下限を設定する方針が示されています。つまり、今期の20円予想は、下限を意識した水準と考えられます。

📌 配当を見るときの注意点

注意点 内容
前期31円から今期20円 表面的には減配
配当方針変更 市況連動から安定配当重視へ移行する可能性
自己株式TOB 配当以外の株主還元も同時に見る
配当利回り 株価水準によって変わる

配当だけを見て売買を決めるのは危険です。JX金属の場合、配当、自己株式取得、CB発行、成長投資が同時に出ているため、総還元と資本政策の全体像を見たほうが判断しやすくなります。

決算後の株価急落は好業績だけでは説明しきれない

JX金属の決算は業績面では強い内容でしたが、決算後の株価は大きく荒れました。リサーチ情報では、5月12日に株価が大きく下落し、掲示板でも「決算は悪くないのになぜ下がるのか」という反応が多く見られました。

この動きは、好決算か悪決算かだけでは説明しきれません。株価は決算の数字だけでなく、事前期待、需給、資本政策、配当方針、発行済株式数の変化、機関投資家の売買などを織り込みながら動きます。

📉 テーブル:決算後に株価が荒れた主な材料

材料 株価への見方
大幅増益 本来は好材料になりやすい
今期も増益予想 成長期待を支える材料
今期配当20円予想 配当狙いの投資家にはマイナスに見えやすい
CB発行 希薄化や裁定売りが意識されやすい
自己株式TOB オーバーハング解消期待もある
東邦チタニウム完全子会社化 長期戦略と希薄化の両面がある

特にCB、つまり転換社債型新株予約権付社債は、初心者にはかなりわかりにくい材料です。ざっくり言えば、将来株式に転換される可能性のある社債であり、発行時には需給面で株価の重しになることがあります。

一方で、CBで調達した資金が成長投資や自己株式取得に使われるなら、中長期ではプラス材料と見る投資家もいます。ここが難しいところで、短期では売られやすく、中長期では評価が分かれる材料です。

🧭 短期と中長期の見方

時間軸 見えやすい材料 投資家の反応
短期 CB発行・減配予想・需給悪化 売りが出やすい
中期 TOB・オーバーハング解消 再評価される可能性
長期 半導体材料・情報通信材料の成長 成長株として評価される可能性
注意点 銅市況・為替・市況変動 業績ブレ要因になる

つまり、決算後の株価急落を「決算が悪かったから」とだけ見るのは少し粗いです。むしろ、好業績と複雑な資本政策が同時に出たことで、短期投資家の売りや裁定取引が重なった可能性があります。

CB・TOB・東邦チタニウム完全子会社化は一体で読むべき材料

2026年5月11日前後のJX金属は、決算だけでなく大きな資本政策も発表しています。代表的なのが、自己株式の公開買付け、転換社債型新株予約権付社債、東邦チタニウムの完全子会社化です。

自己株式TOBでは、上限57,300,122株、取得総額250,000,432,286円を上限とする内容が決算短信の後発事象にも記載されています。公開買付け期間は2026年5月21日から2026年6月17日とされています。

📊 テーブル:資本政策の主な材料

材料 内容 見方
自己株式TOB 上限約5,730万株、約2,500億円 ENEOS保有株の一部売却に関連
CB発行 総額2,500億円規模 成長投資・TOB資金と関連
東邦チタニウム完全子会社化 株式交換比率0.70株 先端素材戦略の一部
配当方針変更 配当下限20円を設定 安定配当志向へ移行

東邦チタニウムの完全子会社化では、東邦チタニウム株1株に対してJX金属株0.70株を割り当てる株式交換が予定されています。これにより、JX金属は約2,472万株を割り当てる予定とされています。

このような株式交換は、事業戦略としては一体運営の強化につながる可能性があります。一方で、既存株主から見ると発行済株式数が増えるため、1株当たり利益の希薄化が意識されることもあります。

🧩 初心者向け:3つの材料の読み方

材料 簡単に言うと 短期の見方 中長期の見方
TOB 自社株を買う 需給改善期待 オーバーハング解消期待
CB 将来株になる可能性がある社債 売り圧力になりやすい 低コスト資金調達と見る余地
株式交換 子会社を完全に取り込む 希薄化懸念 事業統合効果に期待

この3つはバラバラに見るより、JX金属が資源・製錬色の強い会社から、半導体・情報通信材料を軸にした先端素材企業へ寄せていく流れとして読むと理解しやすくなります。

PER・PBR・ROEは成長期待と割高感を同時に示す指標

株探のリサーチ情報では、2026年5月26日10時34分時点の株価は4,133円、PERは33.6倍、PBRは5.27倍、配当利回りは0.48%、時価総額は3兆8,373億円とされています。これはその時点の情報であり、現在値は変動します。

PERは、株価が1株利益の何倍まで買われているかを見る指標です。一般的には低いほど割安と見られやすいですが、成長期待が高い会社では高めに評価されることもあります。JX金属の場合、半導体材料やAI関連需要への期待がPERに反映されている可能性があります。

📊 テーブル:株価指標の見方

指標 リサーチ時点の数値 簡単な意味
株価 4,133円 2026年5月26日10:34時点
PER 33.6倍 利益に対して株価が何倍か
PBR 5.27倍 純資産に対して株価が何倍か
配当利回り 0.48% 株価に対する配当の割合
時価総額 3兆8,373億円 市場が評価する会社全体の価値

PBR5倍超は、一般的にはかなり高めに見えます。ただし、PBRが高いからすぐ割高と決めつけるのではなく、ROEや成長性も一緒に見る必要があります。みんかぶのデータでは、2026年3月期のROEは15.60%とされています。

ROEは、自己資本を使ってどれだけ利益を出しているかを見る指標です。一般的には10%を超えると効率が良いと見られることが多いですが、業種や一時要因によって評価は変わります。

📌 テーブル:ROE・ROAの推移

決算期 ROA ROE
2023年3月期 2.02% 7.50%
2024年3月期 7.74% 18.33%
2025年3月期 5.32% 10.99%
2026年3月期 6.95% 15.60%

つまり、JX金属は「指標だけ見ると安い」とは言いにくい一方で、利益成長やROE改善を理由に高めの評価が付いている可能性があります。株価が上下しやすいのは、期待値が高いぶん、少しの材料でも評価が揺れやすいからです。

5076 決算・5032 決算・5038 決算・1662 決算は5016と混同しないこと

関連検索ワードには「5076 決算」「5032 決算」「5038 決算」「1662 決算」も出ていますが、JX金属の証券コードは5016です。検索時に数字を打ち間違えると、まったく別の銘柄の決算情報にたどり着く可能性があります。

特にスマホで検索していると、5016と5076、5032、5038などは見た目が近く、誤入力しやすいです。株式投資では、証券コードが1桁違うだけで別会社になるため、最初に会社名とコードを照合することが重要です。

🔎 テーブル:検索時に確認すべき項目

検索語 確認すべきこと
5016 決算 JX金属の決算情報か確認
5076 決算 別銘柄の可能性がある
5032 決算 別銘柄の可能性がある
5038 決算 別銘柄の可能性がある
1662 決算 別銘柄の可能性がある

正しい情報を探すコツは、「証券コード+会社名+決算」で検索することです。たとえば「5016 JX金属 決算」「JX金属 2026年3月期 決算」のように検索すると、別銘柄に飛びにくくなります。

また、証券サイトを見るときも、ページ上部に会社名、証券コード、市場区分が表示されています。JX金属の場合は、5016、東証プライム、非鉄金属として表示されることが多いです。

✅ 検索ミスを防ぐチェックリスト

チェック 内容
証券コード 5016になっているか
会社名 JX金属になっているか
市場 東証プライムか
決算期 2026年3月期か
発表日 2026年5月11日か

投資情報は似た数字が多いため、最初の確認を怠ると、別銘柄の配当や業績を見て判断してしまうリスクがあります。5016 決算を調べるときは、まず「5016=JX金属」を固定してから読み進めましょう。

初心者は公式IR・株探・みんかぶを役割分けして見ること

5016 決算を調べるときは、1つのサイトだけで判断するより、複数サイトを役割分けして見るのがおすすめです。公式IRは一次情報、株探は決算速報と業績推移、みんかぶや松井証券は視覚的な整理に向いています。

公式IRは正確性が高い一方で、初心者には読みにくいことがあります。決算短信は数字が多く、IFRSの表記もあるため、慣れていないとどこを見ればいいかわかりにくいかもしれません。

📚 テーブル:サイト別の使い分け

サイト 向いている用途
JX金属IR 公式資料・決算短信の確認
株探 業績推移・決算速報の確認
日経電子版 適時開示と企業発情報の確認
みんかぶ 決算情報の要約確認
松井証券 四半期推移の確認
Yahoo!ファイナンス掲示板 個人投資家心理の参考

ただし、掲示板の投稿は参考程度にとどめるべきです。Yahoo!ファイナンス掲示板では、買いたい・売りたいなどの感情が見られますが、投稿は個人の意見であり、事実確認とは別物です。

一方、株探やみんかぶも便利ですが、表記がサイトごとに微妙に違うことがあります。たとえばIFRS企業では、株探の「経常益」欄が税引前利益として扱われる場合があります。数字を見るときは、元の決算短信と照らすと安心です。

🧭 おすすめの確認順

順番 行動 理由
1 公式IRで決算短信を確認 一次情報を押さえる
2 株探で業績推移を確認 前期比と過去推移を見やすい
3 みんかぶ・松井証券で補足 四半期や財務を整理しやすい
4 掲示板は最後に見る 市場心理の参考に留める

初心者ほど、先に掲示板やSNSを見てしまいがちです。しかし、感情の強い投稿を先に見ると、数字を冷静に読みにくくなります。まず公式数字、次に整理サイト、最後に市場心理という順番が無難です。

総括:5016 決算のまとめ

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 5016 決算は、2026年3月期が大幅増収増益である。
  2. JX金属の2026年3月期決算発表日は、2026年5月11日16時10分である。
  3. 2026年3月期の売上高は884,638百万円、営業利益は174,967百万円である。
  4. 2026年3月期の最終利益は104,645百万円で、前期比53.3%増である。
  5. 2027年3月期の会社予想は、売上高930,000百万円、最終利益114,000百万円である。
  6. 5016 配当は、2026年3月期31円、2027年3月期予想20円である。
  7. 今期配当20円予想は、株主還元方針の変更とあわせて読む必要がある。
  8. 決算後の株価急落は、業績だけでなくCB発行や需給要因も関係している可能性がある。
  9. 自己株式TOB、CB、東邦チタニウム完全子会社化は一体の資本政策として見るべきである。
  10. 5016の次回決算予定日は、公式IRカレンダーや適時開示で確認するのが基本である。
  11. 5076 決算、5032 決算、5038 決算、1662 決算は、5016とは別銘柄の可能性があるため混同注意である。
  12. 公式IR、株探、みんかぶ、松井証券、日経電子版を役割分けして確認するのが有効である。

調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト

  1. https://www.jx-nmm.com/ir/results.html
  2. https://kabutan.jp/stock/finance?code=5016
  3. https://www.nikkei.com/nkd/company/kigyo/?scode=5016
  4. https://minkabu.jp/stock/5016/settlement
  5. https://finance.matsui.co.jp/stock/5016/settlement/index
  6. https://kabutan.jp/stock/news?code=5016&nmode=2
  7. https://shikiho.toyokeizai.net/stocks/5016
  8. https://note.com/noted_jacana411/n/ne95ab1404ad7
  9. https://finance.yahoo.co.jp/quote/5016.T/forum
  10. https://www.jx-nmm.com/sustainabilityreport/download/2023/vision/plan.html

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