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警察官の年収は大卒でいくら?初任給と平均を解説

2026-06-10

警察官の年収は大卒でいくら?初任給と平均を解説

大卒警察官の初任給は、警視庁のI類採用者で321,900円、実務2年目の年収例は6,574,400円とされています。ただしこれは東京のモデルケースで、北海道や福岡、長野などでは初任給や手当の前提が変わります。警察官の年収平均だけを見ると高い印象がありますが、勤務地、手当、ボーナス、勤務内容でかなり差が出ますよ。

警察官年収が高い理由を知りたい人も、高卒との違いや年収1,000万円の可能性が気になる人も、まずは公開されている採用情報と給与データを分けて見るのが近道です。私のほうで、大卒初任給、2年目の年収例、経験年数ごとの上がり方、ランキングを見るときの注意点まで整理しました。

この記事のポイント

  • 大卒警察官の初任給と2年目年収の目安
  • 高卒採用との年収差が出るポイント
  • 手当・ボーナスで年収が上がる仕組み
  • 年収ランキングや1,000万円到達の見方

警察官の年収は大卒でいくら?

警察官の年収は大卒でいくら?

大卒で警察官を目指す場合、まず見るべきなのは「初任給」と「年収例」を分けて考えることです。初任給は毎月の給与の入口で、年収はそこにボーナスや手当が乗った数字。ここを混ぜると、かなり高く見えたり、逆に低く見えたりします。

特に警察官は、地域手当・住居手当・通勤手当・特殊勤務手当などが絡む仕事です。大卒という条件だけで一律に決まるわけではなく、どの都道府県警に採用されるかで見え方が変わりますよ。

大卒初任給の目安

大卒初任給の目安

大卒警察官の初任給は、自治体によってかなり差があります。たとえば警視庁のI類採用者は、令和8年1月1日現在で321,900円とされています。これは給料月額に地域手当20%を加えた金額なので、東京ならではの高さが反映されています。

一方で、北海道警察の大学卒初任給は262,600円〜、長野県警察は約282,100円です。どちらが良い悪いではなく、地域手当や生活費、住居手当の前提が違うため、単純比較はしにくいところです。

📊 大卒警察官の初任給目安

自治体・警察組織 大卒初任給の目安 備考
警視庁 321,900円 地域手当20%込み
大阪府警察 305,462円 地域手当込み
愛知県警察 303,000円 地域手当込み
福岡県警察 279,942円 地域手当込み
北海道警察 262,600円〜 各種手当は別
長野県警察 約282,100円 年収例も公表あり

注意したいのは、採用サイトに載っている初任給が「地域手当込み」なのか、「各種手当を含まない給料」なのかが自治体ごとに違う点です。表面上の金額だけで比べると、条件の違いを見落とします。

✅ 初任給を見るときの確認ポイント

  • ✅ 地域手当が含まれているか
  • ✅ 住居手当や通勤手当は別なのか
  • ✅ ボーナスの月数は何か月分か
  • ✅ 給与改定前後のどちらの数字か
  • ✅ 採用前の職歴加算があるか

大卒2年目の年収例

大卒2年目の年収例

大卒2年目の年収例として分かりやすいのは、警視庁のモデルケースです。警視庁採用サイトでは、I類採用者の実務2年目の年収例が6,574,400円とされています。大卒で警察官を目指す人にとって、かなり具体的な目安になります。

この年収例には、給料月額と地域手当に加えて、期末・勤勉手当などが含まれています。期末・勤勉手当はいわゆるボーナスに近いもので、警視庁では年間おおむね4.90か月分とされています。

📊 警視庁の年収例

区分 初任給 実務2年目の年収例
警察官I類 321,900円 6,574,400円
警察官III類 279,400円 6,045,700円
警察行政職員I類 290,400円 5,275,800円
警察行政職員III類 240,300円 4,404,400円

ここで大事なのは、同じ警視庁でも「警察官」と「警察行政職員」では年収例が違うことです。警察官は公安職としての給与体系や勤務内容があり、行政職員とは別の見方が必要になります。

また、年収例はあくまで額面ベースです。税金や社会保険料が差し引かれる前の金額なので、手取りとは違います。生活設計まで考えるなら、額面年収だけでなく、住居費や通勤条件もセットで見ておくと現実に近づきますよ。

警察官年収の平均相場

警察官年収の平均相場

警察官年収の平均相場は、データの取り方によって見え方が変わります。地方公務員として働く警察官全体では、平均年収はおおむね600万円台後半から700万円台として紹介されることが多いです。ただし、これは若手だけでなく中堅・ベテランも含んだ平均です。

資格スクール系の解説では、地方公務員給与実態調査をもとに、警察官の平均年収を約700万円とする計算例があります。一方、OpenWorkのような口コミ型データでは、警察官の平均年収は519万円、警視庁は584万円など、やや低めに出ています。

📊 年収データの種類と見方

データの種類 年収の目安 見るときの注意点
公的調査ベース 約700万円前後 全年齢・全階級を含みやすい
採用サイトの年収例 約400万円〜650万円台 条件付きのモデルケース
口コミサイト 約500万円台 投稿者の年齢や所属に偏りが出る
若手の初期年収 約400万円〜600万円台 地域手当と勤務条件で差が出る

大卒で採用されたばかりの人が、いきなり平均年収に届くとは考えないほうが自然です。平均年収には、勤続20年以上の職員や役職者も含まれるため、若手の実感とはズレます。

見る順番としては、まず採用予定の都道府県警の公式採用サイトで初任給と年収例を確認し、そのうえで平均年収データを見るのがおすすめです。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

高卒との年収差

高卒との年収差

大卒と高卒の年収差は、まず初任給で出ます。たとえば警視庁では、I類採用者の初任給が321,900円、III類採用者が279,400円なので、月額で42,500円の差があります。初年度から差が出るのは事実です。

ただし、警察官は入った後の昇任試験や勤務実績も大きく関わります。大卒だからずっと高い、高卒だからずっと低い、という単純な仕組みではありません。長い目で見ると、階級や配属、手当の影響が大きくなります。

📊 大卒と高卒の初任給差

自治体・警察組織 大卒初任給 高卒初任給 月額差
警視庁 321,900円 279,400円 42,500円
大阪府警察 305,462円 268,802円 36,660円
愛知県警察 303,000円 267,000円 36,000円
福岡県警察 279,942円 252,854円 27,088円
北海道警察 262,600円 230,400円 32,200円
長野県警察 約282,100円 約253,700円 約28,400円

昇任試験に挑戦できる時期も、一般的には大卒のほうが早いとされています。大卒は採用後2年、高卒は採用後4年で最初の昇任試験に挑戦できる例が紹介されています。ここも初期キャリアの差として見ておきたい部分です。

とはいえ、高卒で早く入庁すれば、その分だけ勤務年数を積めます。大卒は初任給が高く、昇任試験のタイミングも早い傾向がありますが、大学進学にかかる時間や費用もあります。あなたが比較するなら、初任給だけでなく、入庁年齢・昇任・生活費まで並べて見るのが現実的です。

都道府県別の年収差

都道府県別の年収差

警察官の年収は、都道府県によって差があります。大きな理由は、地域手当の有無と割合です。東京23区のように地域手当が高い地域では、同じ基本給でも支給額が大きくなりやすいです。

警視庁の初任給が高く見えるのは、地域手当20%が含まれているためです。一方、北海道警察のように初任給表では各種手当を含まない形で示しているケースもあります。つまり、自治体ごとの数字は「何を含んだ金額か」を見ないと判断しにくいんです。

📊 都道府県別に差が出る主な要因

要因 年収への影響 確認したい点
地域手当 都市部ほど高くなりやすい 初任給に含むかどうか
住居手当 家賃負担を軽くする場合あり 上限額と支給条件
通勤手当 通勤距離や定期代で変動 実費相当かどうか
特殊勤務手当 配属や勤務内容で変動 全員に同額ではない
ボーナス月数 年収への影響が大きい 何か月分か
給与改定 年ごとに変わる可能性 いつ時点の情報か

福岡県警察では、年2回のボーナスが計4.65か月分とされています。警視庁では年収例に年間おおむね4.90か月分の期末・勤勉手当などが含まれています。この月数の違いも、年収差につながります。

都道府県別で比較するときは、ランキングの順位だけを見るより、地域手当込みの初任給か、年収例か、平均年収かを分けて確認してください。採用年度によって給与改定が入ることもあるため、最新の正確な情報は各都道府県警の公式サイトをご確認ください。

警察官の年収は大卒後どう上がる?

警察官の年収は大卒後どう上がる?

大卒で警察官になった後の年収は、初任給から一気に完成形になるわけではありません。勤務年数、昇任、配属、地域手当、ボーナス、特殊勤務手当などが積み重なって上がっていきます。

見る順番としては、まず経験年数ごとの目安をつかみ、そのうえで「なぜ警察官年収は高いと言われるのか」「ランキングや年収1,000万円の話をどう見ればいいのか」を分けて考えると、かなり整理しやすいですよ。

経験年数別の年収推移

経験年数別の年収推移

警察官の年収は、基本的には勤務年数が長くなるほど上がりやすい仕組みです。地方公務員としての昇給に加えて、昇任試験に合格して階級が上がると、給与水準も上がっていきます。

ただし、下の表は大卒だけに限定した数字ではなく、警察官全体の経験年数別の目安です。若手のうちは大卒・高卒の採用区分による差がありますが、長期的には経験年数・階級・手当の影響が大きくなります。

📊 経験年数別の年収目安

経験年数 平均年収の目安
1年〜5年 約550万円
5年〜10年 約610万円
10年〜15年 約660万円
15年〜20年 約740万円
20年〜25年 約800万円
25年〜30年 約840万円
30年〜35年 約860万円
35年以上 約830万円

大卒で採用された場合、警視庁の実務2年目モデルでは年収例が6,574,400円とされています。これはかなり高めに見えますが、東京の地域手当やボーナスなどを含むモデルケースなので、全国どこでも同じとは考えないほうがいいです。

年収の伸び方は、毎年同じペースで増えるというより、昇任や配属、手当の変化で段階的に変わるイメージです。あなたが大卒で警察官を目指すなら、初任給だけでなく、5年後・10年後にどのくらいのレンジになりそうかまで見ると判断しやすいかなと思います。

手当とボーナスの内訳

手当とボーナスの内訳

警察官の年収は、毎月の給料だけで決まりません。大きく分けると、基本となる給料、各種手当、ボーナスにあたる期末・勤勉手当で構成されます。

特に警察官は、一般的な地方公務員と比べても手当の存在感が大きい職種です。地域手当、住居手当、通勤手当、扶養手当のほか、勤務内容によって特殊勤務手当や時間外勤務手当などが加わる場合があります。

📊 警察官年収を作る主な内訳

内訳 内容 年収への影響
給料月額 毎月の基本部分 年収の土台になる
地域手当 物価差などを反映 都市部ほど大きくなりやすい
住居手当 家賃補助に近い手当 条件に合えば支給
通勤手当 通勤費の補助 通勤方法で変動
扶養手当 家族状況に応じる手当 対象者のみ
特殊勤務手当 職務内容に応じる手当 配属や勤務で変動
期末・勤勉手当 ボーナスに近い手当 年収への影響が大きい

ボーナスの月数も、年収を見るうえでかなり重要です。警視庁では年収例に年間おおむね4.90か月分の期末・勤勉手当などが含まれ、福岡県警察では年2回、計4.65か月分のボーナスとされています。

ただし、手当は全員が同じ金額をもらえるものではありません。住んでいる場所、扶養家族の有無、勤務状況、配属先で変わります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

年収が高い理由

年収が高い理由

警察官年収が高いと言われる理由は、単に基本給が高いからだけではありません。公安職としての給与体系に加え、手当の割合が大きいことが背景にあります。

地方公務員給与実態調査をもとにした解説では、警察官の平均諸手当月額は141,871円とされ、一般行政職の平均諸手当月額92,784円より高い水準です。月給の中で手当が占める割合が大きいため、結果として年収も高く見えやすいんです。

✅ 警察官年収が高くなりやすい要因

  • ✅ 公安職として給与水準が高めに設定されやすい
  • ✅ 地域手当が年収を押し上げる
  • ✅ 夜間・休日・時間外勤務が発生する場合がある
  • ✅ 特殊勤務手当など職務に応じた手当がある
  • ✅ ボーナスが年収に大きく影響する

一方で、年収が高い背景には、勤務の大変さもあります。交替制勤務、事件・事故への対応、災害時の出動、緊張感のある職務など、単純に「高年収で安定」とだけ見るとズレます。

つまり、警察官の年収は「楽に高い」というより、責任の重さや勤務条件を含めた給与水準と考えるのが近いです。あなたが比較するなら、年収だけでなく、仕事内容への納得感もセットで見るのが大事ですよ。

年収ランキングの見方

年収ランキングの見方

警察官年収ランキングを見るときは、まず「何のデータをもとにしたランキングか」を確認してください。公式の給与表なのか、採用サイトのモデル年収なのか、口コミ投稿データなのかで意味が変わります。

OpenWorkの職種別データでは、警察官全体の平均年収は519万円、企業別では警視庁584万円、北海道警察578万円、埼玉県警察577万円、神奈川県警察573万円、千葉県警察547万円とされています。これは投稿データをもとにした数字なので、公的な平均給与とは性質が違います。

📊 口コミ型データで見る年収ランキング例

順位 組織名 警察官の平均年収
1位 警視庁 584万円
2位 北海道警察 578万円
3位 埼玉県警察 577万円
4位 神奈川県警察 573万円
5位 千葉県警察 547万円

ランキングは便利ですが、あなたが入庁したときの年収をそのまま表すものではありません。投稿者の年齢、勤続年数、配属、残業の有無、退職済みか現職かでも変わります。

見るなら、ランキングはざっくりした比較材料として使い、最終的には各都道府県警の採用サイトで初任給・年収例・手当・ボーナス月数を確認するのが安全です。生活費まで考えるなら、額面年収だけでなく、勤務地の家賃や通勤条件も見ておきたいところです。

年収1,000万円は可能か

年収1,000万円は可能か

警察官で年収1,000万円を目指せる可能性はあります。ただし、一般的な若手や中堅が自然に到達する金額というより、階級が上がり、勤続年数を重ね、手当条件もそろった場合の上位レンジと見たほうがいいです。

警察官の多くは、巡査から警部補あたりの階級に集中するとされています。警視以上のポストは限られるため、年収1,000万円は「誰でも現実的に届く標準ライン」ではありません。

📊 年収1,000万円に近づく主な条件

条件 影響 注意点
階級が上がる 給与水準が上がる 昇任試験や評価が必要
勤続年数が長い 昇給が積み上がる 年齢・役職の影響が大きい
地域手当が高い 額面年収が上がりやすい 東京など一部地域で差が出る
手当が多い勤務 年収を押し上げる 全員に同じ手当は出ない
ボーナス月数が高い 年収差につながる 年度や自治体で変わる

年収1,000万円を目標にする場合でも、最初に見るべきなのは現実的なキャリアの積み上げです。昇任の仕組み、異動、勤務内容、家庭との両立など、年収以外の条件もかなり大きいですよ。

また、年収1,000万円は額面の話です。手取り、税金、社会保険料、住宅ローンなどの個別判断まで踏み込む場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

警察官年収と大卒のまとめ

警察官年収と大卒のまとめ

大卒で警察官を目指す場合、初任給は高卒より高くなりやすく、警視庁のように実務2年目で600万円台半ばの年収例が示されているケースもあります。ただし、これは自治体や条件によってかなり変わります。

✅ 警察官年収と大卒の確認ポイント

  1. ✅ 大卒初任給は自治体ごとに差がある
  2. ✅ 警視庁I類の初任給は321,900円が目安
  3. ✅ 警視庁I類の実務2年目年収例は6,574,400円
  4. ✅ 平均年収は若手だけでなく全世代を含む
  5. ✅ 高卒との差は初任給と昇任時期に出やすい
  6. ✅ 長期的には階級・経験年数・手当が大きい
  7. ✅ 年収ランキングはデータの出どころを確認する
  8. ✅ 年収1,000万円は可能性ありだが上位レンジ

警察官年収を大卒という条件で見るなら、「初任給」「2年目年収」「平均年収」「長期の伸び方」を分けて考えるのがコツです。ひとつの数字だけを見ると、実態より高くも低くも見えてしまいます。

最終的には、あなたが受けたい都道府県警の公式採用サイトで、最新の初任給、手当、ボーナス、昇任制度を確認してください。数字は給与改定で変わるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

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