エキサイト 年収はなぜ約684万円?給料・勤続・評判を読む
ここでは、エキサイトの年収を入り口に、どんな事業で稼ぎ、どれくらいの規模で、どんな働き方になりそうかを見ていきます。就活生は初任給や配属の雰囲気、転職者は中途採用で年収が上がる余地を考える材料にしてください。
エキサイトはどんな会社?働き方の前に事業を整理
エキサイトホールディングス株式会社は、インターネット上のサービスを作って運営する会社です。具体的には「エキサイト電話占い」「エキサイトお悩み相談室」「ウーマンエキサイト」「BBエキサイト」「エキサイトモバイル」などを展開しています。
イメージとしては、1つの大きな店ではなく、相談室、通信窓口、メディア編集部、企業向けクラウドサービスが同じビルに入っているような会社です。エキサイトで働く場合、配属先によって求められる力はかなり変わります。
主な事業は次の3つです。
- 相談・占い・メディア・オンライン診療などの生活者向けサービス
- BBエキサイトやエキサイトモバイルなどの通信サービス
- FanGrowth、Sharely、Webシステム開発などの企業向けサービス
ちょっとした補足: エキサイトという名前からニュースサイトだけを想像する人もいますが、現在のエキサイトは通信、相談、医療系サービス、企業向け支援まで持つ会社です。働く場所として見るなら、昔ながらのネット企業というより、複数の小さな船団を動かす会社に近いです。
エキサイトの規模感は大きい?売上約91億円・従業員約181人
エキサイトの売上は約91億円、従業員数は約181人です。大企業のように何万人も働く組織ではありませんが、1人あたりで見るとかなり大きな売上を扱っている会社です。181人という人数は、大学の大きめの講義室が2つ埋まるくらいの規模感です。
売上約91億円を身近に置き換えると、1億円のマンションを91戸売ったくらいの金額です。エキサイトはこの規模のお金を、相談サービス、通信サービス、メディア、企業向け支援など複数の場所から積み上げています。
数字で見ると、エキサイトは「超大企業の安心感」よりも「成長中の中規模ネット企業」の色が濃いです。新卒なら若いうちから範囲の広い仕事を任される可能性があり、転職者なら即戦力として成果を求められやすい環境と考えられます。
エキサイトの年収はいくら?平均年収約684万円の実感
エキサイトの平均年収は約684万円です。日本の上場企業平均が600万円台とされるなか、エキサイト 年収は平均よりやや高めの位置にあります。年収約684万円なら、月の額面でなら単純計算で50万円台半ばほどです。
もちろん実際の手取りは税金や社会保険で変わりますが、家計でいうと、都心近郊で家賃や住宅ローンを払いながらも、外食や旅行を完全に我慢する水準ではありません。豪華客船ではないものの、生活の船を安定して進めやすい燃料はあるイメージです。
ただし、エキサイトの30歳年収、職種別年収、課長クラスの年収、ボーナスの月数は、会社が公表している情報では確認できません。エキサイトへ転職を考える場合は、求人票の提示年収と面接時の評価条件を必ず照らし合わせたいところです。
エキサイトの働き方は安定型?勤続7.2年・女性管理職25.0%
エキサイトの平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は7.2年です。勤続年数だけを見ると、終身雇用で20年、30年働く会社というより、経験を積みながら事業成長に関わるネット企業らしい数字です。腰を据える人もいれば、次の挑戦に進む人もいる温度感でしょう。
女性管理職比率は25.0%です。4人に1人が女性管理職という見方ができ、上場企業のなかでは比較的目立つ数字です。役員も男性4名、女性2名で、女性比率は33.3%です。意思決定の場に女性がいる点は、働き方を考えるうえでプラス材料です。
一方で、男性育休取得率、残業時間、有給取得率、福利厚生の詳細、退職金制度は、会社が公表している情報では確認できません。制度の名前だけで判断するより、面接や採用ページで実際の利用状況を確認する必要があります。
エキサイトは「やばい」「ブラック」なの?評判検索の見方
「エキサイト やばい」「エキサイト ブログ やばい」と検索されることがあります。ただ、会社が公表している情報だけでは、エキサイトがブラック企業だと断定できる材料は確認できません。平均年収約684万円、平均勤続7.2年、女性管理職25.0%という数字は、極端に悪い印象ではありません。
ただし、安心材料だけでもありません。営業利益は約4.7億円ですが、前年から27.6%減っています。純利益も約1.8億円で、前年から54.0%減りました。売上は伸びている一方、広告宣伝費など将来のための費用を増やしたため、利益は細くなっています。
ご注意ください: 匿名の口コミでは、部署や時期によって厳しさが語られることがあります。ただし、匿名投稿は個人の体験に寄るため、事実認定には向きません。エキサイトの評判を見るときは、口コミだけでなく、年収、勤続年数、業績、募集職種をセットで見るのが現実的です。
エキサイト 年収と将来性|BBエキサイト・占い・オンライン診療の伸びしろ
年収の高さは、今の給与だけでなく、会社が今後も稼げるかに左右されます。ここでは、エキサイトの業績、将来の成長分野、入社前に見たい注意点を整理します。年収アップを狙う転職者にとっても、新卒で長く働けるかを考える人にとっても重要です。
エキサイトの業績は伸びてる?売上17.9%増でも利益は減少
エキサイトの売上は約91億円で、前年から17.9%増えています。売上だけを見ると、坂道をしっかり登っている状態です。特に「エキサイト電話占い」や「エキサイトお悩み相談室」などの相談サービス、オンライン診療サービスの成長が目立ちます。
一方で、営業利益は約4.7億円で前年から27.6%減、純利益は約1.8億円で前年から54.0%減です。これは、カウンセリングサービスを伸ばすために広告宣伝費を大きく増やしたことなどが影響しています。
つまり、エキサイトは「今ある利益を守る会社」というより、「将来の売上を取りに行くため、今は費用も使う会社」です。畑に種を多めにまいている時期なので、実りが増える可能性もありますが、天候次第で収穫に差が出る面もあります。
エキサイトの将来性は?オンライン診療・相談・企業向け支援に注力
エキサイトは、相談サービス、オンライン診療、通信、企業向けクラウドサービスを伸ばそうとしています。会社は2028年3月期に売上155億円、営業利益16億円、純利益10億円を目標にしています。現在の売上約91億円から見ると、かなり背伸びした目標です。
具体的には、オンライン診療のONE MEDICALをグループに加え、美容や健康を中心に診療科目、クリニック数、配送エリアを広げる方針です。エキサイトにとってオンライン診療は、まだ建設中の駅前ビルのような存在で、完成すれば人の流れを大きく変える可能性があります。
また、FanGrowthやSharelyなどの企業向けサービスも伸ばしています。国内では企業のデジタル化への投資が増えており、2030年度には関連投資が約9.3兆円まで拡大すると見込まれています。エキサイトの将来性は、この波にうまく乗れるかが焦点です。
エキサイトの入社前に知っておきたい注意点は3つ
エキサイトに入社する前に見たい注意点は3つあります。ひとつ目は、利益が前年より減っていることです。売上は伸びていますが、広告宣伝費や新しい事業への投資で利益は圧迫されています。給与水準だけでなく、会社の稼ぎ方の安定度も見たいところです。
ふたつ目は、通信サービスの伸びがゆるやかになっていることです。BBエキサイトなどの通信サービスは、課金会員数が伸び悩み、売上は前年から0.1%減りました。大黒柱の一部が少しきしんでいる状態で、他の事業がどれだけ支えられるかが重要です。
みっつ目は、医療や広告、個人情報に関わるサービスを扱うため、ルール変更や情報管理の影響を受けやすいことです。家の中に金庫、薬箱、電話線が全部あるようなもので、便利な反面、管理の手間も大きくなります。
エキサイトに向く人・向かない人|新卒と転職で見る働き方
新卒でエキサイトに向くのは、インターネットサービスに幅広く関わりたい人です。ニュース、相談、通信、オンライン診療、企業向け支援まであるため、1つの会社の中に複数の現場があります。小さな商店街を歩きながら、自分の店を探すような感覚に近いです。
転職者で向くのは、Webサービス、広告運用、事業企画、法人向けサービス、システム開発などの経験を、すぐ成果につなげられる人です。エキサイトは従業員約181人なので、大企業のように分業が細かすぎる環境を期待すると、ギャップが出る可能性があります。
向かない可能性があるのは、仕事内容が決まりきった環境で、長い研修を受けながら少しずつ慣れたい人です。エキサイトは複数事業を動かしているため、変化のスピードもあります。静かな湖より、流れのある川で働く感覚に近いでしょう。
総括:エキサイト 年収・働き方・将来性まとめ
エキサイト 年収は平均約684万円で、上場企業平均をやや上回る水準です。平均勤続年数7.2年、女性管理職比率25.0%、従業員約181人という数字からは、中規模のネット企業らしい機動力と変化の多さが見えます。
見るべきポイントは次の通りです。
- 平均年収は約684万円
- 売上は約91億円で前年から17.9%増
- 利益は前年より減少し、成長投資中
- BBエキサイト、エキサイトモバイル、相談サービス、オンライン診療が主な事業
- 初任給、採用人数、離職率、残業時間は公表情報で確認不可
エキサイトを就職・転職先として見るなら、年収だけで決めるより、希望職種がどの事業に関わるのか、成長投資の中でどんな役割を求められるのかを採用ページや面接で確認すると、判断の解像度が上がります。



