あさくま 年収は高い?店舗数78店の働き方と給料感
ここでは、あさくまがどんな会社で、どれくらいの規模なのかを見たうえで、平均年収約402万円の実感を整理します。就活生は配属や働き方、転職検討者は店長候補や中途採用の見方に注目すると読みやすいです。
あさくまはどんな会社?年収を見る前に知る主力ブランド
あさくまは、ステーキやハンバーグを中心にしたレストランを運営する会社です。代表的なブランドは「ステーキのあさくま」で、和牛、米国産牛、豪州産牛などを使った肉料理とサラダバーを組み合わせています。
ほかにも、もつ焼き居酒屋「エビス参」、インドネシア料理の「ワヤンバリ」、サラダバーのカレーを発展させた「カレーのあさくま」を展開しています。大きな工場で同じ商品を流すというより、各店舗が小さな食の劇場のようにお客様を迎える会社です。
あさくまの仕事は「料理を作って売っている会社」というだけではありません。家族で車に乗って郊外店へ向かい、サラダバーを選び、鉄板の音を聞く時間まで含めて商品にしている会社です。働く側も、接客・調理・店舗づくりが近い距離でつながります。
あさくまの規模感|売上約100億円・従業員約156人の実感
あさくまの売上は約100億円、従業員数は約156人です。2026年1月時点では、直営店74店舗、加盟店4店舗の合計78店舗を展開しています。ステーキのあさくまだけで68店舗あり、会社の中心にあるブランドだと分かります。
売上約100億円は、1万円の食事を100万回分集めたような規模です。毎日どこかの店舗で家族連れや仕事帰りのお客様が席に着き、その積み重ねが大きな川のように会社の売上を作っています。
一方で、従業員約156人という数字は、巨大企業というより中堅規模の会社という印象です。ひとつの大きな街というより、複数の商店街を束ねているようなサイズ感で、現場との距離が近い働き方になりやすいと見られます。
ちょっとした補足: あさくまは株式会社テンポスホールディングスを親会社とする企業グループに属しています。独立した小さな飲食店ではなく、外食関連の大きな流れの中で運営されている点も見ておきたいところです。
あさくまの年収はいくら?平均約402万円と店長年収の見方
あさくまの平均年収は約402万円です。日本の上場企業平均とされる600万円台と比べると低めですが、飲食店運営を主な事業にする会社としては、職種や役割による差を含めて見る必要があります。
年収約402万円は、月収換算では額面で約33万円前後のイメージです。税金や社会保険料を差し引くと、月の手取りは20万円台後半になる人も想定されます。家計でいうと、派手な余裕よりも毎月の支出管理が大事になる水準です。
あさくまの30歳年収、店長年収、職種別年収、ボーナスの詳しい内訳は、会社が公表している情報では確認できません。店長候補や中途採用で見る場合は、求人票の給与レンジ、賞与、休日数、残業代の扱いを個別に確認する必要があります。
年収だけを見ると強い魅力とは言い切れません。ただ、店舗運営で経験を積み、接客、原価管理、人材育成まで身につけたい人には、現場で学べる範囲が広い会社です。給料表だけでなく、任される仕事の幅も合わせて見るのが現実的です。
あさくまの働き方|勤続3.7年・育休0.0%・女性管理職0.0%を読む
あさくまの平均勤続年数は3.7年です。長く同じ会社で腰を据えるというより、店舗現場を中心に人の入れ替わりも一定程度ある会社だと読めます。外食の現場は、昼夜・土日・繁忙期があり、カレンダー通りとは違うリズムになりやすい仕事です。
男性育休取得率は0.0%、女性管理職比率も0.0%です。数字だけを見ると、子育てとの両立や女性の管理職登用は、まだ伸びしろが大きい領域です。制度があるかどうかだけでなく、実際に使われているかを見る必要があります。
一方で、役員には女性1名が含まれており、役員全体の女性比率は12.5%です。上の層に女性がまったくいないわけではありませんが、店舗や管理職層まで広がっているかは別問題です。階段の上には明かりがあるものの、途中の段差がまだ高い印象です。
残業時間、有給休暇の取得率、離職率、福利厚生の細かな内容は、会社が公表している情報だけでは確認できません。新卒・転職どちらでも、面接時にはシフト、休日、異動範囲、繁忙期の働き方を具体的に聞くことが大切です。
あさくまはやばい?評判・口コミと働き方の見方
「あさくま やばい」と検索されることがありますが、会社が公表している情報だけで、問題の有無を断定することはできません。確認できる数字では、平均勤続年数3.7年、女性管理職比率0.0%、男性育休取得率0.0%が目立ちます。
匿名口コミサイトのOpenWorkでは退職検討理由に関する投稿ページがありますが、匿名投稿は部署、店舗、時期、雇用形態によって内容が変わります。事実として決めつけるより、面接や職場見学で自分の配属先に近い情報を確認する材料として扱うのがよいです。
あさくまの評判を見るときは、コーンスープ、食べ放題、ハンバーグなどお客様側の口コミと、社員・アルバイト側の働き方の口コミを分けて考える必要があります。厨房の熱気と客席の満足感は、同じ店内でも見える景色が違います。
ご注意ください: 「やばい」「ブラック」といった言葉は強い印象を持ちますが、公開された数字だけでは断定できません。休日、残業、評価制度、店長の裁量、アルバイト比率を具体的に確認すると、かなり現実に近づきます。
あさくま 年収と将来性|ステーキのあさくま・カレー新業態・原材料高を読む
ここからは、あさくまの業績、出店方針、今後のリスクを見ていきます。年収は現在の数字だけでなく、会社が伸びる余地や現場の負荷ともつながるため、働く場所としての将来性を合わせて確認します。
あさくまの業績は伸びてる?年収に関わる売上100億円の勢い
あさくまの売上は約100億円、純利益は約3億2,515万円です。会社が公表している情報では、「ステーキのあさくま」の既存店売上が2026年3月まで40カ月連続で前年を上回ったとされています。これはかなり力強い数字です。
40カ月連続というと、3年以上にわたって毎月バトンを落とさず走り続けたようなものです。外食では天候、物価、家計の節約ムード、競合店の出店などで客足が揺れます。その中で前年超えを続けた点は、働く側にも安心材料になります。
ただし、外食業界は原材料費、人件費、エネルギー価格の上昇を受けやすい業界です。売上が伸びても、牛肉、野菜、米、電気代が上がれば、現場の努力がすぐ利益に変わるとは限りません。追い風と向かい風が同時に吹く世界です。
あさくまの将来性|サラダバー・食べ放題・カレー新業態の伸びしろ
あさくまは、サラダバーの充実、ホットバー、体験型デザート、「肉の日イベント」などで来店理由を増やしています。肉の日イベントでは、同じ価格でサーロインステーキ50%増量を行い、開催日の客単価が100円以上上がったとされています。
食べ放題イベントも21店舗で実施され、開催日は通常の同じ曜日と比べて最大8倍超の売上になったとされています。これは、眠っていたお客様をもう一度呼び戻す花火のような施策です。ただし、花火は打ち上げ後の整備も大切です。
あさくまは「カレーのあさくま大須店」も出店しています。主力の郊外型ステーキ店は大きな建物と駐車場が必要ですが、カレー業態は小さな商業地にも出しやすい可能性があります。重い鎧を着た大型店だけでなく、軽い靴で街中を歩く形です。
さらに、2026年2月には「ステーキのあさくま西梅田ハービスプラザ店」を開店し、21年ぶりに大阪府へ出店しました。東海地区を土台に、関東・関西へ広げる動きがあり、出店拡大に関わる人材にはチャンスも増えそうです。
あさくまの入社前に知りたい注意点|原材料高・人手不足・衛生管理
あさくまに入る前に見ておきたい注意点は3つあります。ひとつ目は、牛肉、野菜、米、エネルギー価格の上昇です。ステーキ店は食材の影響を受けやすく、仕入れ価格が上がると、店舗の利益を守る難しさが増します。
ふたつ目は、人手不足と人件費の上昇です。あさくまは外国人材の採用と育成も進め、これまでに延べ54名を採用し、さらに12名を予定しています。多様な人材が働く一方で、教育や店舗運営の仕組みづくりが欠かせません。
みっつ目は、食の安全と表示の正確さです。飲食店では、食中毒や表示ミスが起きるとブランドへの信頼に大きく響きます。あさくまの看板は、鉄板の上のステーキだけでなく、見えない衛生管理にも支えられています。
これらはあさくま特有というより、外食業界全体に共通するリスクです。ただ、売上の大半を「ステーキのあさくま」に頼っているため、主力ブランドへの信頼低下は会社全体に響きやすい点は押さえておきたいところです。
あさくまに向く人・向かない人|新卒と中途採用の働き方
あさくまに向くのは、店舗運営を通じて接客、調理、人材育成、売上管理を幅広く学びたい人です。新卒なら、机上の理論よりも現場で体を動かし、お客様の反応を見ながら成長したいタイプに合いやすいでしょう。
転職検討者なら、飲食店の店長経験、複数店舗の管理、スタッフ育成、衛生管理、原価管理の経験が活かせる可能性があります。あさくまは新規出店や既存店の改装も進めており、現場改善に強い人には役割が見つかりやすそうです。
反対に、土日休みを強く求める人、在宅中心で働きたい人、短期間で高年収を狙いたい人には、慎重な確認が必要です。外食の仕事は、混雑する時間に力を発揮する仕事です。舞台の幕が上がるのは、世の中が休みに入る時間でもあります。
向く・向かないは白黒ではありません。店舗勤務から本部職へ進む道もあり得ますが、最初の配属や異動範囲は求人ごとに異なります。あさくまを受けるなら、仕事内容を「店長候補」などの言葉だけで終わらせず、1日の流れまで聞くと判断しやすくなります。
総括:あさくま 年収・働き方・将来性まとめ
あさくま 年収は平均約402万円で、上場企業平均と比べると高い水準ではありません。一方で、売上約100億円、78店舗、既存店売上40カ月連続前年超えという数字から、主力ブランドには一定の勢いがあります。
見るべき点は、給料だけでなく、店舗運営で得られる経験、出店拡大のチャンス、外食ならではの忙しさです。女性管理職比率0.0%、男性育休取得率0.0%、平均勤続年数3.7年は、働きやすさを確認するうえで重要な数字です。
就活生は新卒採用ページで初任給、配属、研修、休日を確認し、転職検討者は中途採用の給与条件、店長年収、残業代、異動範囲を求人票と面接で照らし合わせると、あさくまが自分に合う職場か判断しやすくなります。



