りそなの年収・働き方の全体像
この章では、りそなで働くと何が見えてくるのかを、会社が公表している情報をもとに整理します。年収・働き方・男女比・育休といった、入社後の生活に直結する数字を中心に見ていきます。
りそなはどんな会社?銀行グループの全体像
りそなは、りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行・みなと銀行という4つの銀行を束ねるグループ会社です。グループの会社数は国内30社・海外3社にのぼります。
イメージとしては、「同じ系列の銀行が4つ集まった大きな商店街」を運営している会社、と考えるとわかりやすいかもしれません。それぞれの銀行が地域に根差したお店を構え、グループ全体で広いお客さまを支えています。
提供しているのは、預金や住宅ローンといった一般的な銀行サービスだけではありません。クレジットカード、リース、投資の助言、新しいビジネスへの出資など、お金にまつわるサービスを幅広く扱っています。
会社自身は「リテールNo.1」、つまり個人や中小企業の暮らしと事業に一番寄り添う金融グループになることを長期目標として掲げています。
りそなの規模感|売上1.1兆円・従業員約2万人の実感
りそなの売上は約1.1兆円、グループ全体の従業員数は約20,174人です。従業員数は、たとえば人口2万人前後の地方都市まるごと一つ分の人がりそなで働いている、というスケール感です。
純利益は約2,133億円。家計に置き換えると想像が難しい桁ですが、ざっくり「新しい中規模ビルをいくつも建てられる規模のもうけ」が、毎年生まれているイメージです。
ちょっとした補足として、銀行業界では売上のことを「業務粗利益」と呼ぶことがあります。りそなのこの数字は約6,916億円で、前年より641億円増えました。
「街の商店街がそのまま会社になっている」ような規模で、安定した雇用基盤があると言えそうです。
りそなの年収はいくら?平均約889万円の実感
りそなの平均年収は約889万円です。日本の上場企業平均(約600万円台)より大きく上回り、銀行業界のなかでも上位に入る水準です。
家計に置き換えると、年収約889万円なら月の手取りはおよそ50万円台。住宅ローンを組んで家族と暮らしても、教育費や趣味にも回せる余裕があるラインです。共働きならさらに余裕が出てきます。
ただし、これはあくまで「平均」です。りそなは平均年齢が約44.9歳と高めで、年齢を重ねた管理職クラスの人が平均値を押し上げている可能性は十分あります。
年代別・職種別の細かな年収は会社からは公表されていません。新卒の初任給や、30歳時点の年収といった数字を知りたい場合は、就職情報サイトや口コミサイトを併せて確認するのが安全です。
りそなの働き方|勤続15年・銀行員らしい腰の据わり方
りそなの平均勤続年数は約15.0年、平均年齢は約44.9歳です。新卒で入って、結婚・子育て・住宅購入を経て50代まで働き続ける、というキャリアが一般的だと推測できます。
銀行業界全体に言えることですが、転職市場が活発な業界に比べると、勤続年数は明らかに長めです。腰を据えて長く働きたい人にとっては、安心材料の一つになりそうです。
一方で、女性管理職比率や男性育休取得率は、今回参照したデータには数値が出ていませんでした。会社全体としては「女性活躍」「人財投資」を中期経営計画でも強調していますが、具体的な比率は別途、会社のサステナビリティ報告などを確認する必要があります。
残業時間や有給取得率といった「ホワイトかどうか」を直接示す数値も、今回のデータからは確認できませんでした。
りそなの働き方は「ホワイト」?それとも厳しい?
「りそな ホワイト」「りそな 銀行 ホワイト企業」といった検索が多いように、働きやすさは多くの人が気にするテーマです。
データから推測できることは、平均勤続年数が約15年と長く、定着率が高いという点です。ブラックすぎる職場であれば、ここまで人は残りません。
一方で、銀行業界全般、特に営業ノルマや早朝・夜遅くの自己研鑽など、独特のプレッシャーがある職場でもあります。会社自身も「収益・コスト構造改革」「生産性向上」を中期経営計画で繰り返し掲げており、社員に求める水準は決して低くないと読み取れます。
ご注意ください。働き方の体感は、配属される銀行(りそな銀行/埼玉りそな/関西みらい/みなと)、支店、部門によって大きく変わります。「りそなグループ全体でホワイト」と一括りにせず、配属候補の現場の声を採用面接で確認するのがおすすめです。
まとめると、りそなは「長く働ける土壌はあるが、楽な仕事ではない」と捉えるのが妥当そうです。
りそなの将来性と入社の判断材料
この章では、りそなのこれからと、入社前に知っておきたい論点を整理します。業績の伸び方、注力する事業領域、そしてどんな人に向いているかを見ていきます。



