ユキグニファクトリーの年収・働き方の全体像
ここではまず、ユキグニファクトリーがどんな会社で、どれくらいの規模で、どれくらいの給料がもらえて、どんな働き方になるのかを順番に見ていきます。新卒就活生にとっても、転職を考えている方にとっても、入社した後の生活がイメージできるよう、数字を生活感覚に落とし込みながら整理します。
ユキグニファクトリーはどんな会社?きのこ専業メーカーの素顔
ユキグニファクトリーは、まいたけ・エリンギ・ぶなしめじ・マッシュルームなどを工場で大量に育てて全国のスーパーに届けている、いわば「きのこ専業のメーカー」です。看板商品は「雪国まいたけ 極」と「雪国まいたけ極 白」。スーパーの野菜売場で一度は目にしたことがあるブランドではないでしょうか。
長らく「雪国まいたけ」という社名で知られてきましたが、2025年4月1日に「ユキグニファクトリー株式会社」へ社名を変えました。きのこの可能性をもっと広げ、海外や新規事業にも踏み出していくぞ、という決意表明のような社名変更です。
新潟の雪深い土地で磨いた技術がベースにある会社、というイメージを持っておくと話が早いです。
ユキグニファクトリーの規模感|売上約345億円・従業員約1,064人
会社の大きさを数字で見てみましょう。売上は約345億円、従業員数は約1,064人です。売上345億円というのは、人口5万人ほどの地方都市の年間予算と同じくらいのスケール感。従業員1,064人は、中規模の中学校3つ分の人数とほぼ同じです。
巨大企業ではありませんが、きのこ業界では国内トップクラス。生産拠点は本社2か所、営業拠点7か所、生産拠点と研究センターが合わせて11か所と、国内に20拠点を構えます。さらにオランダにも生産拠点を持っていて、海外事業会社「Oakfield Champignons B.V.(2025年4月からSPROOMZ B.V.)」を傘下に入れています。
ちょっとした補足: 「雪国まいたけ」のイメージから新潟ローカル企業と思われがちですが、実態は欧州にも拠点を持つ国際的なきのこ会社です。
ユキグニファクトリーの年収はいくら?平均約443万円の中身
平均年収は約443万円です。日本の上場企業平均が約600万円台なので、それと比べると7割ほどの水準。月の手取りに直すと、ボーナスを含めて月25万円前後の感覚になります。一人暮らしなら家賃7〜8万円の部屋に住んでも余裕、という生活水準です。
ただし、平均年齢41.9歳、平均勤続12.6年というデータと合わせて見ると、印象が少し変わります。長く勤めた中堅社員が中心の会社で、若手のうちは平均より下、ベテランは平均より上、というイメージです。
新卒の初任給や年代別年収、職種別年収については、会社が公表している情報の中には記載がありません。具体的な数字を知りたい場合は、転職サイトの口コミや会社説明会で個別に確認するのが現実的です。
ユキグニファクトリーの働き方|勤続12.6年・男性育休125%が物語るもの
働き方を語る数字として、まず注目したいのが平均勤続年数12.6年。新卒で入った人が30代半ばまで腰を据えて働く、という長さです。年齢41.9歳という平均と合わせて見ると、出入りの激しい会社ではなく、長く同じ仲間と仕事をしていく文化が根付いていると見てよさそうです。
そしてもうひとつ目を引くのが、男性の育休取得率125%。100%を超えているのは、休んだ人が複数年にまたがって取得しているためで、要するに「男性が当たり前に育休を取る会社」になっているということです。子育て世代の男性にとっては心強い数字です。
女性管理職比率は9.1%。日本企業の平均と比べると突出して高いわけではありませんが、役員の女性比率は42.9%と一段高く、上層部の女性登用は進んでいます。
ユキグニファクトリーの働き方は「ホワイト」?それとも厳しい?
「雪国ファクトリー やばい」という検索ワードを気にする方もいるかもしれません。会社が公表している情報からだけ判断すると、長く勤め続けている人が多く、男性育休が定着しているという点で、いわゆる「ホワイト寄り」の特徴が見えます。
一方で、年収水準は上場企業平均よりは下です。残業時間や有給取得率の具体的な数字は公表されていないため、給料の高さを最優先する方には物足りなく感じる可能性があります。
ユキグニファクトリーの将来性と入社の判断材料
ここからは、入社後5年・10年というスパンで、この会社が伸びていくのかどうかを判断する材料を整理していきます。業績の流れ、これから注力する事業、そして気をつけたいリスク。最後に「向いている人・向いていない人」までまとめます。



