ホームポジション 年収はなぜ約712万円?給料・勤続・評判を読む
ここでは、ホームポジションの年収だけでなく、会社の規模、働き方、評判を数字から見ていきます。給料の額面だけを見るより、舞台の大きさや働くテンポも合わせて見ると、入社後の景色が想像しやすくなります。
ホームポジションはどんな会社?建売住宅の評判につながる仕事
ホームポジションは、静岡県を中心とする東海エリアと、東京・神奈川・埼玉などの関東エリアで、戸建分譲住宅を作って売っている会社です。商品は「一棟一棟個性のある住宅」「デザイン性の高い分譲戸建住宅」「お求めになりやすい価格の住宅」が軸です。
特徴は、土地の仕入れからプラン作り、デザインまでを自社で考える点です。既製品の箱を並べるというより、街角に合わせて服を仕立てるように、分譲地全体の見え方まで意識しています。ホームポジションの家の評判や建売の口コミを見る人は、このデザイン方針も確認したいところです。
一方で、建築そのものは外部の協力会社に発注しています。そのため、ホームポジションで働く場合は、住宅を直接作る職人仕事だけでなく、土地、企画、販売、施工管理をつなぐ仕事が中心になります。家づくりの管制塔に近い役割です。
ちょっとした補足: ホームポジションは「家族が幸せになる家」という考えを掲げています。就職や転職で見るなら、単に家を売る会社ではなく、価格とデザインの両立を仕事にする会社と捉えると理解しやすいです。
ホームポジションの規模感|売上約174億円・従業員約104人
ホームポジションの売上は約174億円、従業員数は約104人です。大企業のように何万人も働く組織ではありませんが、100人規模で174億円を動かすため、1人あたりが関わる金額はかなり大きくなります。
年間販売件数は461棟です。東海エリアが251棟、関東エリアが210棟で、静岡の地盤を持ちながら関東でも販売を広げています。461棟という数は、毎日1棟以上の家がどこかで売れているような感覚です。住宅地に小さな街灯が次々ついていくようなスケールです。
拠点は東海4拠点、関東6拠点の合計10拠点です。静岡、三島、浜松、名古屋、神奈川、相模原、海老名、大宮、城東、町田と、地域密着と広域展開の両方を持っています。ホームポジションへ新卒入社や転職を考える人は、勤務地の候補が複数ある点も見ておきたいところです。
| 項目 | 数字 |
|---|---:|
| 売上 | 約174億円 |
| 従業員数 | 約104人 |
| 年間販売件数 | 461棟 |
| 営業拠点 | 10拠点 |
| 主な地域 | 静岡・愛知・神奈川・東京・埼玉など |
ホームポジションの年収はいくら?平均約712万円の実感
ホームポジションの平均年収は約712万円です。上場企業の平均が約600万円台とされるため、ホームポジション 年収は平均より上の水準といえます。不動産業は成果や役割で差が出やすい業界ですが、会社全体の平均としては見劣りしにくい数字です。
年収約712万円は、単純に12か月で割ると月あたり約59万円です。税金や社会保険料を引いた手取りは人によって変わりますが、家計でいうと、毎月の固定費を払ったうえで貯蓄や住宅ローンも現実的に考えやすい水準です。軽自動車ではなく、荷物を積めるワゴン車くらいの余力があります。
ただし、年代別年収、職種別年収、30歳時点の年収、課長級の年収、ボーナスが何か月分かは、会社が公表している情報では確認できません。ホームポジションの中途採用を検討する人は、求人票で職種ごとの給与幅を必ず確認する必要があります。
年収を見るときのポイントは3つです。
- 平均年収は約712万円で、上場企業平均より高め
- 平均年齢は43.6歳のため、若手だけの給与感ではない
- 職種別・年代別・ボーナス詳細は公表されていない
ホームポジションの働き方|勤続4.0年・女性管理職8.5%
ホームポジションの平均勤続年数は4.0年です。長く腰を据える会社というより、成長途中の不動産会社らしく、人の入れ替わりや採用の動きがある職場と考えられます。老舗旅館のようなゆったり感より、支店を広げる現場のスピード感に近い印象です。
女性管理職比率は8.5%です。女性が管理職として働く道はありますが、十分に高いとは言い切れません。役員では女性1名が確認でき、設計施工本部長として経営に近い立場で関わっています。女性の働きやすさを見るうえでは、現場職・営業職・管理部門で差がある可能性もあります。
男性育休取得率、月の残業時間、有給休暇の取得率、離職率は、会社が公表している情報では確認できません。新卒就活生にとっては、説明会や面接で「配属後の残業」「休日の取り方」「若手の定着」を具体的に聞きたい項目です。
ご注意ください: 平均勤続4.0年だけで「働きにくい」と決めつけるのは早いです。上場後の採用増や拠点拡大で平均が短く見える場合もあります。数字は信号機のようなもので、赤か青かを決める前に周囲の状況も見る必要があります。
ホームポジションの評判は「やばい」?口コミを見る前の読み方
「ホームポジション やばい」「ホームポジション 口コミ」と検索する人は少なくありません。ただし、会社が公表している情報だけでは、職場の雰囲気や上司との相性まで断定できません。数字から見えるのは、成長を目指す小中規模の住宅会社という輪郭です。
良い面は、平均年収約712万円、売上約174億円、関東拡大という挑戦の余地です。若手や中途でも、支店や販売現場で任される範囲が広い可能性があります。大きな船の一員というより、エンジン音が聞こえる距離で会社を動かす感覚に近いでしょう。
気をつけたい面は、住宅販売が景気、金利、土地価格、建築コストに左右されることです。ホームポジションの評判や静岡での口コミを見る際は、購入者の家の評判と、社員としての働き方の評判を分けて読むのが大切です。
ホームポジション 年収と将来性|建売住宅・静岡地盤・関東拡大の判断材料
ここでは、ホームポジションの将来性を、売上の推移、利益の回復、今後の方針から見ていきます。年収が高くても、会社の土台が揺れていては働く場所として不安が残るため、地盤の固さを確認します。
ホームポジションの業績は伸びてる?年収を支える売上と利益
ホームポジションの売上は、2021年8月期の約134億円から、2023年8月期には約198億円まで伸びました。その後、2024年8月期は約197億円、2025年8月期は約174億円となり、直近では前年から約12.0%減少しています。
販売件数も、2023年8月期の612棟から、2025年8月期は461棟へ減りました。山登りでいえば、一度高い尾根に出たあと、足場を確認しながら少し高度を下げた局面です。売上だけを見ると、成長が一服しているように見えます。
一方で、本業のもうけは約5億6,374万円となり、前年の赤字から黒字に戻っています。最終的なもうけも約3億8,773万円です。売上は減ったものの、長く売れ残った物件を減らし、販売にかかる費用を抑えたことで、利益は改善しました。
| 年度 | 売上 | 販売件数 |
|---|---:|---:|
| 2021年8月期 | 約134億円 | 486棟 |
| 2022年8月期 | 約184億円 | 572棟 |
| 2023年8月期 | 約198億円 | 612棟 |
| 2024年8月期 | 約197億円 | 574棟 |
| 2025年8月期 | 約174億円 | 461棟 |
ホームポジションの将来性|関東エリアとデザイン住宅に賭ける方向性
ホームポジションは、今後の成長テーマとして関東エリアの販売拡大を掲げています。東京都、神奈川県、埼玉県の既存6支店で販売棟数を増やし、静岡県内では未開拓エリアへの進出も狙っています。
もうひとつの柱は、デザイン性の高い分譲戸建住宅です。2020年に全社員が参加できるデザインの勉強会を始め、2021年にはデザイン戦略室を新設しました。住宅をただの箱ではなく、街並みの一部として設計する発想です。小さな区画を並べるのではなく、ミニチュアの街を描くような仕事です。
会社は中長期的に、売上1,000億円、販売棟数3,000棟規模を目指すとしています。現在の売上約174億円、販売461棟から見ると、かなり大きな目標です。ホームポジションへ転職する人にとっては、拡大期の負荷とチャンスが同時にあると考えられます。
ただし、目標が大きいほど、用地の仕入れ、人材採用、施工管理、販売力のどれかが詰まると成長は鈍ります。絵に描いた地図を実際の街にするには、土地、職人、資金、買い手がそろう必要があります。
ホームポジションの入社前に知りたい注意点|不動産業の厳しさ
ホームポジションで働く前に見たい注意点は3つあります。ひとつ目は、住宅需要が景気や金利に左右されることです。住宅ローン金利が上がると、買い手の財布のひもは固くなります。家はコンビニで買う商品ではなく、人生最大級の買い物だからです。
ふたつ目は、建築コストの高止まりです。木材、金属、運搬費、人件費が上がると、家を作る原価が重くなります。弁当でいえば、ご飯もおかずも容器も値上がりしている状態で、価格と品質のバランスを取る難しさがあります。
みっつ目は、土地の仕入れ競争です。ホームポジションは販売用の土地や建築途中の物件を多く持っており、その金額は約107億円、総資産の約7割強です。良い土地を持つことは強みですが、売れ残れば資金が寝てしまいます。
会社自身も、関東エリアの拡大、土地取得の強化、販売在庫の管理を課題として挙げています。ホームポジションの中途採用では、営業、用地仕入、施工管理、企画などで即戦力性が問われやすいと見るのが自然です。
ホームポジションに向く人・向かない人|新卒と転職で違う見方
新卒でホームポジションに向くのは、住宅や街づくりに興味があり、変化のある環境で経験を積みたい人です。従業員約104人の会社なので、巨大組織の一部として細かく分業するより、近い距離で仕事を覚える場面が多いと考えられます。
転職でホームポジションに向くのは、不動産営業、用地仕入、施工管理、住宅設計、支店運営などの経験を、成長途中の会社で生かしたい人です。関東エリアの拡大を掲げているため、首都圏の土地勘や販売経験がある人には接点がありそうです。
一方で、制度が細かく整った大企業で、長期研修を受けながらゆっくり育ちたい人には、スピードが速く感じられるかもしれません。ホームポジションの平均勤続年数は4.0年で、落ち着いた湖というより、流れのある川に近い職場像です。
向き不向きは、次のように考えると整理しやすいです。
- 向く人: 住宅、土地、街づくりに関心がある人
- 向く人: 数字目標や販売現場に前向きな人
- 向く人: 小中規模の会社で役割を広げたい人
- 慎重に見たい人: 安定した配属や長期研修を重視する人
- 慎重に見たい人: 景気に左右されにくい仕事を最優先する人
総括:ホームポジション 年収・働き方・将来性まとめ
ホームポジション 年収は平均約712万円で、上場企業平均を上回る水準です。売上は直近で減少したものの、本業のもうけは黒字に戻っており、関東エリア拡大とデザイン住宅を軸に次の成長を狙っています。
働き方では、平均勤続年数4.0年、女性管理職比率8.5%という数字が目立ちます。落ち着いた大企業というより、支店展開と販売改善を進める途中の会社です。新卒は説明会で配属や教育体制を、転職者は求人票で職種別年収と成果の見られ方を確認すると、判断の精度が上がります。



