レンゴーの年収・働き方の全体像
ここではレンゴーがどんな会社で、どれくらい稼いでいて、どんな働き方をする人が多いのかを、数字を交えて見ていきます。年収・勤続・男女比の3点を押さえれば、新卒でも転職でも、入社後の生活がイメージしやすくなります。
レンゴーはどんな会社?段ボールから包装フィルムまで担う巨人
レンゴーは1909年創業、日本ではじめて段ボールを工業化した会社です。社名はあまり馴染みがないかもしれませんが、私たちが日々目にする荷物の段ボール箱や、コンビニのお弁当の包装フィルム、缶ビールの6缶パックの紙ホルダーなど、レンゴーグループの製品はあちこちに紛れ込んでいます。
事業の柱は大きく5つに分かれます。
- 板紙・段ボール(売上の中心、国内シェアトップ)
- 軟包装(食品やお菓子の包装フィルム)
- 重包装(米・肥料などの大型袋)
- 海外(中国・東南アジア・インド・米国)
- その他(不織布、紙器機械、運送・不動産)
スーパーやコンビニで手にする包装の多くは、どこかでレンゴーグループの製品にあたっていると言っても言い過ぎではありません。レンゴーは包装業界の「インフラ」に近い立場と言えます。
レンゴーの規模感|売上約9933億円・従業員約25,011人
レンゴーグループ全体の売上は約9933億円。1兆円目前の規模感です。これは中堅の政令指定都市の年間予算と同じくらい、つまり「ひとつの街の経済が会社ごと動いている」ようなスケール感、と言えば想像しやすいでしょうか。
従業員数は約25,011人。北海道千歳市や奈良県生駒市の人口とほぼ同じ規模で、これだけの人が世界各地で働いています。グループ会社は254社にのぼり、ベトナム・中国・インド・北米・欧州にも拠点を構えています。
ちなみにレンゴーの本業のもうけ(営業利益)は約374億円。これは売上のうち約3.8%が手元に残った計算です。包装業界の平均的なもうけ率(約4.67%)よりやや低めですが、規模そのもので稼ぐタイプの会社と言えます。
レンゴーの年収はいくら?平均約779万円・30歳・課長・新卒の実態
レンゴー株式会社(親会社)の平均年収は約779万円です。日本の上場企業の平均が約600万円台ですので、これより約170万円ほど高い水準。家計でたとえると、月の手取りで45〜50万円ほど、住宅ローンや子育ての費用を組み込んでも生活が立ち行く余裕があるラインです。
ただし、年代別・職種別の年収内訳は会社が公表している情報には載っていません。「30歳ではいくら?」「課長や部長クラスはいくら?」「新卒の年収は?」「総合職と工場勤務で違う?」といった疑問への正確な答えは、現時点では会社側からは出ていない、というのが事実です。
検索でよく見かける「レンゴー 年収 低い」「レンゴー 年収 ランキング」「レンゴー 年収 推移」といったキーワードについては、業界(パルプ・紙)の他社と比べると突出して高くも低くもなく、上場企業全体で見ればしっかり上位、というイメージで捉えるのが現実的です。
レンゴーの働き方|勤続16.6年・男女比・育休
平均勤続年数は16.6年、平均年齢は41.9歳です。これは「新卒で入った人が40歳前後まで在籍するケースが多い」ことを意味します。途中で辞める人が少ない、いわゆる「腰を据えて働く文化」が数字から読み取れます。
一方で、女性活躍の指標を見ると、女性管理職比率は6.5%。役員15名のうち女性は1名(6%)です。日本の大企業全体で見れば珍しくない数字ですが、令和の基準で「女性が活躍しやすい会社」と胸を張れる水準には、まだ届いていません。
男性の育休取得率は会社が公表している情報には載っていません。残業時間や有給取得率、平均残業時間といった具体的な数字も同様です。これらは公表されていないため、就活サイトや転職クチコミと組み合わせて確認するのが現実的です。
レンゴーの働き方は「ホワイト」?それとも厳しい?
ホワイトかどうか、はっきり「はい」とも「いいえ」とも言いにくいのが正直なところです。データから読み取れる範囲で整理してみます。
ホワイトに見える要素は、平均勤続16.6年という長さ。短期離職が多い職場で人がここまで残ることは少なく、少なくとも「人が消耗する会社」ではなさそうです。
一方で、製紙・板紙の現場は大型工場を回す装置産業で、工場では交代勤務もあります。本社・営業職と、工場勤務(湘南工場、小山工場、ほか全国)では、働き方の感触が大きく違います。配属先による格差を意識して情報収集することをおすすめします。
ご注意ください: 「ホワイト企業」というラベルは絶対的なものではなく、「自分のライフスタイルとの相性」で決まります。データだけで判断せず、説明会やOB訪問、口コミも組み合わせて見てみてください。
レンゴーの将来性と入社の判断材料
この章では、レンゴーが今後どこへ向かおうとしているのか、入社する側として注意すべき点はどこかを整理します。働く場所として10年・20年と考えるなら、業績の流れと方向性をざっくりでも掴んでおきたいところです。



